ファッション業界のアパレル販売員の残業事情は?ハードなイメージのある業界ですが、定時退社は可能なのか、シフト制も関係するのか実情に迫ります。

アパレル販売員の残業事情

残業ってなるべくしたくありませんよね。

 

週1~2回ノー残業デーを設けている企業も増えつつありますが、残業のない企業を見つけるのは至難の業です。

残業をせず、少しでも早く帰りたい。

 

社会人なら、誰でも一度はそんな風に考えると思います。

 

 

販売員に残業はあるの?

サービス業であるアパレルの販売員にも、残業はあります。

ですが、一年中残業続きというわけではなく、時期によって全然違います。

 

残業ばかりで嫌になりそうな時期もあれば、逆に定時退社できる時期も。

また、出勤時間によっても残業の有無が変わります。

 

 

セール前後は残業が増える

セールが実施される「7~8月」や「3月」は残業も増えます。

特に売場の変更と品出し、セールのシール貼りや入荷と、普段よりも業務量も増えるのが理由です。

 

いつもはあまり入店が無く暇なお店でも、セール期だけは地獄を見ることがあります。

 

GWやお正月も!

また、ゴールデンウィークや新春の初売りも、残業は避けられません。

数日間が特に忙しくなるため、店頭整理や品出しだけで、気付いたら日付が変わっている場合も。

 

セールが終わった後には、スタッフ全員が疲労困ぱい、という事態も珍しくありません。
セール時期は一番残業が多いことから、終了後に打ち上げをするお店もあります。

遅番は残業が多いって本当?

多くのお店はシフト制を採用しています。

大まかに早番・中番・遅番の3体制のお店がほとんどですが、この中でも遅番は特に残業が多いです。

早番は開店準備、中番は通常業務や売り子が主な役割になっています。

そして遅番は閉店作業、品出し、店頭整理、日報や週報の作成、必要に応じて検品作業…と、実はやることが多いのです。

 


もちろんお店によりますが、店頭整理と閉店作業は2つで1つのため、早番や中番に比べると業務量は多くなっています。

やることが色々あるため、閉店作業などに手間取っていると、残業になることが良くあります。

また、通常は閉店後に売場変更を実施するので、自然と残業も増えてしまいます。

遅番の担当になったら、多少の残業は覚悟しないといけませんね。

この記事を書いたコラムニスト

関連コラム