アパレル業界に就職や転職する際に役立つ、ブラック企業の見分け方を紹介。ブラック企業の特徴を知り、間違って入社しないようにしましょう。
近年、ブラック企業が社会問題になっています。
法令労働時間や残業時間のオーバーはまだ可愛いもので、休みがまともに取れなかったり、賃金すら貰えなかったりと、悪質な企業の例は後を絶ちません。
これはアパレルに関しても同じで、ブラック企業も少なくはないのが実状です。
今回は、"ブラック率"が高いメーカーの特徴をご紹介します。
まず、離職率の分かるメーカーは、必ず見ておきましょう。
アパレルの販売員は常に人手不足ですが、裏を返せば離職者が多いのです。
ですが、そうは言っても実際の離職率はメーカーによりけりで、「楽しんで仕事ができる=離職率が低い」と言い換えられます。
と言うことは、離職率が高い企業は黄色信号。
なぜ離職者が多いのでしょう?
慎重な見極めが必要です。
アパレル不況とも囁かれる中、倒産するメーカーも相次いでいます。
もし、店舗の閉鎖やリストラが増えているメーカーがあれば、避けておきましょう。
将来性が無いだけでなく、販売員一人にかかる負担が大きくなるため、休みが取れない、残業多い、給料安い…など、様々な不満を抱えつつ働く羽目になります。
ショップの雰囲気が悪い…
ただ、離職率や店舗閉鎖情報だけを見ても、ブラックか判断しづらい場合があります。
もし可能であれば、希望するメーカーの実店舗に足を運んでみましょう。
ここで色々なことが分かります。
ただし1回足を運ぶだけでは意味がありません。
できれば数回、それも時間帯や曜日をずらし、買い物ついでに複数店舗巡ってみましょう。
それぞれの時間帯で、お店の雰囲気を感じ取れます。
雰囲気が良いお店ってありますよね。
言葉では表現しづらいですが、活き活きとしていたり、スタッフが楽しそうに働いていたりする雰囲気などがあります。
こういった雰囲気の良いお店であれば、ブラック率は低くなると言えます。
逆に殺伐としていたり、スタッフがイライラと忙しそうに動き回っているお店はどうでしょうか?
なぜ殺伐としているのか、イライラしているのか。
理由こそ様々ありますが、雰囲気が険悪なお店は避けたほうが良いでしょう。
そのお店だけ険悪な雰囲気ならまだしも、他店も同様の雰囲気であれば、メーカー全体の問題になっている可能性があります。
残業がきつかったり、手当が支給されなかったりと、裏に様々な"黒い部分"が潜んでいる場合も考えられます。
ブラック企業かどうかは、データを見たり、ネットの評判を見たりすることで判断することもできると思われるかも知れません。
ですが、データは正しいか分かりませんし、ネットの評判には信ぴょう性に疑問が残ります。
なるべくお店に足を運び、雰囲気を感じ取るようにしましょう。
それだけで直感的にホワイト or ブラックの判断が付く場合もあります。
そう感じたことはありませんか?
険悪な雰囲気の理由が、働きすぎ、残業しすぎの場合も珍しくありません。
裏に潜んだブラックな理由が、険悪ムードに繋がっていることもあります。
働くからこそ、求人選びは慎重に行いたいですね。
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