頬や顎、口元、ほうれい線…年齢とともに気になってくるたるみの原因と解消法。外見上老けて見られるだけでなくインナービューティー的にも劣化が始まっています。

たるみの原因と解消法

こんにちは、パーソナルトレーナーの和泉 大樹です。

 

年齢を重ねる度に、自然と身体はたるんでいきます。
これは、誰でも起こり避けられない事ではありますが、遅らせることは可能です。


たるみがあるということは、「老けて見られる」という外見上の問題だけでありません。

実は、身体の内側も老化し、劣化している状態でもあるのです。

 

今回は、たるみの原因と解消法について解説します。

 

 

たるみの原因は?

たるみの原因は一つではありません。

複数の原因が考えられます。

 

「コラーゲン」の減少

加齢によって張りや弾力を維持するコラーゲンが減少し、エラスチンは劣化していきます。

 

「脂肪」の増加

脂肪は増えすぎると、その重みを支えきれずに垂れていきます。

 

「筋膜」のねじれ

筋膜とは、全身をボディスーツのように覆っている膜のことです。
この筋膜にねじれが生じると、皮膚が引っ張られてたるみに繋がってしまいます。

 

「筋肉」の衰え

筋肉は、加齢や運動不足によって徐々に衰えていきます。
筋肉はボディラインを美しく魅せるためには必要不可欠です。筋肉が減ると身体はたるんできます。

 

「糖化」の進行

高血糖の状態が長時間・長期間続くと、体内のタンパク質が糖と結びつき、変性します。

これを「糖化」と言います。


糖化するとコラーゲンも変性するので、たるみやしわの原因に繋がります。

 

「むくみ」

日常的にむくんでいると余った水分の重みによって、たるみを助長してしまいます。

たるみの原因別対策法

では、原因が分かったところで、それぞれの対策法を見ていきましょう。

 

「コラーゲン」の減少を防ぐには

コラーゲンはタンパク質なので、肉や魚、卵、大豆、乳製品などのタンパク質をしっかりと摂ります。
また、コラーゲンの生成に関わるビタミンCもしっかりと摂るように心掛けましょう。

 

 

増えすぎた「脂肪」を減らすには

暴飲暴食を避け、脂肪をため込まないようにしましょう。


脂肪を減らす際は、急激に減らさず少しずつ減らすようにするのがポイント。
食べる量を気にするよりも、栄養バランスの良い食事を最優先に心掛けましょう。

「筋膜」のねじれを解消するには

筋膜のねじれは、長時間悪い姿勢をしている人に起こりやすいもの。

姿勢に気をつけ、長時間同じ姿勢をしないように心掛けましょう。

こまめにストレッチをするのも良いですね。

 

筋膜をほぐすには、多方向に伸ばすストレッチが効果的です。

 

 

「筋肉」を強くするには

衰えた筋肉を強くするには、負荷の高い運動が必要です。

筋力トレーニングを行いましょう。

 

また、筋肉の材料になるタンパク質をしっかりと摂り、バランスの良い食事を心掛けます。

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