[ソウル在住日本人が解説]韓国旅行でよくあるトラブル対処法!忘れ物、盗難、ぼったくり被害…通報先まとめ
日本人観光客が韓国へ旅行をするとき、注意したいトラブルと対処法!タクシーや屋台でのぼったくり、悪質サービス、盗難、紛失物…連絡先一覧。
韓国旅行中、トラブルが発生しないことが一番ですが、勝手慣れない海外ですから、必ず1度はトラブルに見舞われるかと思います。
今回は、韓国観光中におきがちなトラブルと、起きてしまった時の対処方法をご紹介します。
一番のトラブルは貴重品の忘れ物(盗難含む)です。
海外での忘れ物は手元に戻ってこない可能性が高いですが、諦める前にまずはこんなことをしてみましょう。
地下鉄やKTXなどで忘れ物をした場合は「乗車していた列車の時間」「何両目に乗っていのか」「乗車・下車した駅」などを把握しておきましょう。
バスの場合も同様で、「乗車・下車した時間」「乗車・下車したバス停」や「何番のバスに乗っていたのか」「バスのどこの席に座っていたのか」などを確認しましょう。
タクシーの場合は「車のナンバー」や「運転手名」などを確認しましょう。
また、レシートは必ずもらうようにすれば、追跡がスムーズにいく可能性が高いです。
まずは警察署で「盗難・紛失証明書」を発行してもらいます。
本人が行かないと発行してもらえません。
また、帰国後の発行も難しいので必ず滞在中に発行してもらいましょう。
次に、各遺失物センターのホームページにアクセスして届けられているか確認、または遺失物センターを訪問します。
忘れ物をした場所によって確認するホームページも違ってくるので、どこでなくしてしまったのかを思い出してみてください。
届けられた物品の写真が掲載してあるので、韓国語が分からなくても大丈夫です。
ただし、遺失物の保管場所は届け出られた場所によって異なります。
必ずしも遺失物センターにあるとは限りません。
- 警察庁遺失物センターLOST112
https://www.lost112.go.kr/manyLanguage.do?langType=jp(日本語)
※届け手続きをホームページから行う場合は会員登録が必要です。
会員登録の方法はページ右上の赤いボタン「Video Help」をクリックしてください。
- 公共交通統合紛失物センター
http://www.seoul.go.kr/v2007/find.html?SSid=560_10(韓国語)
- 地下鉄1号線~4号線
http://www.seoulmetro.co.kr/metro/lost/list.action?mCode=A040010000(韓国語)
http://www.seoulmetro.co.kr/jpn/page.jsp?code=D020000000(日本語)
※ただし、遺失物の写真は韓国語のページのみ記載されています。
※遺失物センターのある駅:1・2号線の場合「市庁(シチョン)駅」、3・4号線の場合「忠武路(チュンムロ)駅」
- 地下鉄5号線~8号線
http://www.smrt.co.kr/main/publish/view.jsp?menuID=001001003001(韓国語)
※5~8号線での遺失物の写真は「警察庁遺失物センターLOST112」で閲覧可能
※遺失物センターのある駅:5・8号線の場合「往十里(ワンシムリ)駅」、6・7号線の場合「泰陵入口(テルンイプック)駅」
- 9号線
http://www.metro9.co.kr/site/customer/pickup/list.do?menuid=001001006(韓国語)
※遺失物センターのある駅:「銅雀(トンジャク)駅」
- KTX(高速鉄道)
http://www.letskorail.com/ebizcom/cs/guide/lost/lost02.do(韓国語)
- A'REX
http://www.arex.or.kr/listLost.do?menuNo=MN201503020000000012&langCd=ko_KR&device=Normal(韓国語)
※遺失物センターのある駅:空港鉄道遺失物センター「黔岩(コムアム)駅」
- ソウル市内バス
http://www.sbus.or.kr/lost/lost_01.htm(韓国語)
- ソウル市タクシー
http://www.stj.or.kr/customer_03_1.html(韓国語)
- 釜山地下鉄
http://www.humetro.busan.kr/homepage/default/lost/list.do?menu_no=1001010402(韓国語)
http://www.humetro.busan.kr/homepage/japanese/page/subLocation.do?menu_no=10100103(日本語)
※ただし、遺失物の写真は韓国語のページのみ記載されています。
タクシーでのぼったくりは年々減りつつあるとはいえ、被害に遭っている旅行客がいることは事実。
メーターが回っていなかった、遠回りされたなどの被害が報告されています。
タクシーでのトラブルを避けるためには、外国人専用の「インターナショナルタクシー」や良質のサービスを提供している「模範タクシー」に乗るなどが対策をとる必要があります。
お店でのぼったくりは、主に屋台などで発生しているようです。
値段がはっきりと書かれていない場合もあるので、一般の飲食店よりもぼったくりに遭う可能性が高いです。
屋台ではクレジットカードでの清算ができない場合がほとんどで現金での支払いで、レシートなどの支払い証明がないというのもその理由のひとつ。
支払いをする前に必ずいくらなのか確認しましょう。
警察(112番)または24時間外国語で対応可能な「タサンコールセンター(120番)」へ電話しましょう。
文化が違えば客に対する対応が違うのは当たり前。
日本のサービスのクオリティの高さは世界でも有名です。
日本並みのサービスを要求して満足がいかない場合もあるかもしれませんが、明らかに対応が悪かったり、サービスで不愉快な思いをしたら、相談・申告しましょう。
韓国観光公社が運営している「観光苦情センター」というホームページがあります。
日本語でも申告可能なので、トラブルに遭った時の状況をしっかりと伝えることができます。
ただ、申告をしたからといって飲食店で支払った金額が返金されるというようなことはなさそうですので、誤解のないように。(※対応は状況によってそれぞれ異なります)
- 観光苦情申告センター
https://www.touristcomplaint.or.kr/jp/gate(日本語)
観光地の安全を守る「観光警察」
主要観光地には観光警察隊員が配置されています。
道案内、通訳が必要な時、誰かの助けが必要な時、夜も安全に観光を楽しみたい時などは声をかけてみてください。
- 観光警察広報映像(Youtube)
- 関連動画(日本メディアの取材動画)
トラブルに遭わないことをまずは第一優先に考えて行動することが大切ですが、万が一忘れ物をしてしまったり、ぼったくりに遭遇してしまったら慌てず、上記のような対応を行ってみてください。
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2009年から韓国・ソウルに在住しています。
旅行業界で働きながら、趣味の旅行と写真活動、おいしいものを食べ歩いています。
2015年「慶尚北道オンラインサポーターズ4期」優秀サポーター賞受賞
【Instagram】https://instagram.com/717ruby717/
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