【旅行や帰省時、会社におみやげ買う?買わない?】マナー講師が教える「職場へのお土産の渡し方」
愛され社員が実践する、バカンスや旅行などの長期休暇明けの「お土産」活用テクニック!人間関係を良好にするおみやげの渡し方は?
こんにちは。マナープロトコール講師の矢野誉美です。
年末年始やGWなどの長期休み。
休暇で故郷へ帰省する人も多いでしょう。
職場の仲間に用意する帰省のお土産の選び方や、渡すタイミングについてご紹介したいと思います。
休み明けに職場へ行くのに、帰省のお土産は必ず必要というわけではありません。
ですが、挨拶を兼ねて、ちょっとした手土産を持参すると気持ちよく仕事をスタート出来るでしょう。
地方へ帰省したのであれば、その土地の名産品などが喜ばれます。
ですが、職場へ持参するのに向かない生ものやアルコールなどは考えた方がいいかもしれません。
また、ロールケーキや果物など、事前にナイフで切ったり皮を剥いたりする必要があるものは、かえって手間がかかってしまいますし、衛生上あまり好ましくありません。
多くの仲間がいる職場では、個包装されているお菓子や、忙しい仕事の合間に気軽に食べられるものがお勧めです。
職場の規模にもよりますが、基本的には上司に渡し、上司から職場の皆に渡るようにするのが好ましいでしょう。
内輪だけで、わいわいとお土産を広げて楽しむのはビジネスマナーとしてはルール違反。
また、相手に何かを贈るときは、目的をしっかり伝えることが大切です。
何も言わずに、仲間のデスクへ配っておくのではなく、お土産を渡す際には、「休暇をありがとうございました。」と一言添えるようにしましょう。
休暇明け、初めての職場では、まずはあいさつから始まります。
実際に業務が始まると、通常よりも忙しく、なかなか手土産を渡すタイミングが難しくなるかもしれません。
まずは、初めに上司へ挨拶をする時にスムーズに手土産を渡すのが理想ですが、もしそのタイミングを逃してしまったら、仕事が一段落してからでも構いません。
頂いたお土産を美味しく食べてもらえることは、持参した方も嬉しく思います。
名産品であれば、食べた感想も合わせてお礼を伝えるとを忘れずに。
お土産はお腹を満たすだけのものではなく、職場の雰囲気をよくするための大切なツールです。
美味しいからと言って、自分だけたくさん食べてしまってはその場の雰囲気に水を差すことに。
良識の範囲内で頂くように心がけましょう。
「遠慮」は日本人の美徳のひとつに挙げられますが、せっかくのお土産ですから、遠慮せずに頂くようにしましょう。
もし、自分の苦手なものであっても、いつまでもデスクの上に放置せずに、そっと鞄にしまうなどの配慮も必要です。
職場へのお土産は、出来れば満遍なく全員に行き渡るものが好ましいでしょう。
名産品のお土産ひとつから、美味しいもの、その土地の特徴など話が広がりより仲良くなることも。
甘いものを食べながら怒っている人はいないものです。
いい職場環境を持続するために、帰省のお土産は大切な役割を担っているのかもしれません。
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外見だけでなく、内面も同時に磨けたら。
マナーとは敷居の高いものではなく、産まれてから今日に至るまで日々、家庭の中で育まれてきたものです。
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