あんなに彼氏に依存してたのに…今は恋をすること自体が怖い。 [恋愛心理カウンセラー解説]

恋愛依存から一転!その時の失敗が尾を引いてか、恋愛することを怖がる真逆の人生観へ変わってしまう人がいます。過去の経験を教訓にして、新しい恋に進みましょう。

執筆者: 松崎 有里 職業:心理セラピスト
恋愛依存から転じて、恋することを怖がってしまう人たち

こんにちは。心理セラピストの松崎有里です。

若い頃の恋愛は、「彼だけが私のすべて」と、毎週末デートをしたり、毎日電話やメールなどをして、のめり込んだ人も多いでしょう。
けれども、その時の失敗が尾を引いてか、恋愛することを怖がる真逆の人生観へ変わってしまう人がいます。

 

こんな恋愛をすると、真逆の恋愛観が出来上がる
束縛型の恋愛事情
  • 彼からの連絡を常に気にして、片時もスマホから目が離せず不安な気持ちに振り回されてしまう。
  • 休日は彼からお誘いがくることを期待し、必ず予定を空けてしまうけれども、彼があなたを優先してくれなかった時には感情が爆発してしまう。
  • 自分だけを見てほしいため、彼が浮気をしていないか過剰に疑い、思いをぶつけてしまう。


このように束縛型の恋愛傾向の人は、自分の思う通りにいかない現状にいつも不安を抱えているため、彼に対したくさんの注文をつけるのです。

そうして、彼があなたとの関係性に自由を感じられなくなった結果、別れを告げてくるのでしょう。

このような経験をしてきた女性は、嫌われてしまうことを極端に怖がるようになります。

昔の醜態をさらしたくない自己嫌悪や、別れに苦しみ抜いた思いから、昔とは真逆の自分を抑えるようになる恋愛観が出来上がってしまうのです。

 

 

恋愛に二の足を踏んでいるあなたに必要なのは
「満たしてほしい」欲求を押し付けない

恋愛依存の時は、相手から心の隙間を埋めてもらおうと必死で、自分の思いを押し付けがちだったことでしょう。

その教訓を生かして、受け入れてもらうことに必死だった態度が出ないよう、まずは気を付けることです。

 

そして、相手の意見や自由な時間を尊重する態度、言葉掛けをしていきましょう。

相手から自分の心を埋めてもらうのではなく、自分が相手の心を埋めていくくらいの価値観を持つことです。

 

「私が、私が」という意識…NGだって気づいて!

人は誰でも、愛して欲しくて必死になりますが、「どうすれば彼が一番良い状態なんだろうと常に考えている人」と「彼に満たしてほしい思いばかりが先走っている人」とでは、彼があなたから感じ取るものに雲泥の差が現れます。

彼から満たしてほしい気持ちが優先だと、「この子は自分のことばかりで、俺のこと大事に思ってくれていないのかも?」という、疑いの種を植え付けているようなものですからね。

 

おわりに

過去の経験は、もう二度と同じことをしないようにと、大きな教訓を与えてくれましたね。

あなたを一回り大きくしてくれたことだと思います。

もう、失敗を繰り返さないと強く心に留めているあなたなら、前とは違った恋愛になるでしょう。

 
 コラムニスト情報
松崎 有里
性別:女性  |   職業:心理セラピスト

はじめまして。
心理セラピスト、松崎有里です。

東京都恵比寿にて、女性専用セラピールーム
「Bright Moon」を開業しています。

ヒプノセラピー、NLPのスキルを使ったセラピー、カウンセリングやコーチング、スピリチュアル、ヒーリングなどを取り入れております。

恋愛関係はもちろん、家族間や社会の人間関係における心理を得意とし、心の仕組みをひも解く日々です。

人というものを深く知る為には、現実的心理アプローチと、第六感的能力を生かした、スピリチュアルアプローチの両側面が必要だと感じており、その人に適した癒しが起こるよう、毎日奮闘しております。

ホームページ
http://www.bright-moon.jp/

ブログ
「自分を大好きになれる!ヒプノセラピーBright Moon」
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