彼氏が他の女性と二人きりでよく飲みに行く…放置してもOK?メンタルケア心理士解説
彼が他の女性(同僚や女友達など)と二人きりで何度も遊んだり飲みに行ったりするようなことがあれば、気になりますね。彼氏の行動、どこまで許せますか?彼氏が浮気をしていないか見破る方法も紹介。
こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。
彼氏が彼女である自分ではなく、他の女性(同僚や女友達など)と二人きりで飲みに行くようなことがあれば、1~2回は何とも思わなくても、3回以上だとさすがに心配になりますね。
このような時、彼を信じて何も話さないか、聞いた方がいいのかと悩むこともあるでしょう。
不安を払拭できるお手伝いができればと思い、今回は恋愛心理学&行動心理学の両面からお話ししたいと思います。
彼女と友達の大きな違いは、『性的行動』がどこまで及んでいるかです。
一番軽いもので「肩や体が少し触れる」です。
そこから徐々にエスカレートしていき、「手や腕を組む」⇒「キス」⇒「ペッティング」⇒「性交」へと進んでいきます。
- 参考:松井豊(2006)『恋愛の進展段階と時代的変化』
恋人が、同僚や女友達と飲みに行くという行動の中に、性的行動がどこまで進んでいるのかによって変わってきます。
巷の女性たちの意見は?
あなたは、彼氏が自分以外の女性との性的行動について、どこまで許せますか?
この記事を書くにあたって周りの女性たちに尋ねてみたところ、次のような声が聞かれました。
- 20代女性・彼氏なし:「体が触れるくらい近い距離はダメでしょ」
- 20代女性・彼氏なし:「飲みに行くなら ”酔ってキス” ということもあるので、そこまではいいかな」
- 30代女性・彼氏あり:「手を繋いだらアウト!友達ならそこまですることない」
- 40代女性・彼氏あり:「キスしたらどんな状況でもダメ!それは、すでに友達以上」
「肩や体が触れることでさえ性的行動にあたる」ということを知らない人が多く、改めて考え直した人もいたようです。
恋愛心理学の面からみますと、「手や腕を組む」が友達づきあいと交際関係のギリギリのラインであるとされています。
このあたりをどう考えるかは、上記の意見のように、個人差が生じると考えられます。
悩みが生じた時、男女で考え方に差があります。
「彼女には見守っていてほしい。一から何もかも説明するのが面倒に感じる」と考える場合が多いです。
男性とは逆で「なぐさめてほしい。話を聞いてほしい」と考える場合が多くなります。
同僚の女性や付き合いの長い女友達の方が、彼女よりも相談しやすい場合も
ただし、男性の場合は例外があるようです。
同じ職場にいる(だった)人が彼女になった場合、相談をしていることもあるということが、取材の結果わかっています。
この例外のパターンを考えてみますと、同僚の女性や付き合いの長い女友達には、彼女よりも相談をしやすいのではないかということが言えると思います。
上で述べたように、例外のパターンが存在するのは、仕方がないことと言えます。
ですが、あまりにも頻度が多い場合は、彼氏の不実を見破るワザを知っておいた方がいいでしょう。
ウソをついている場合、手に現れます。
後ろめたさから居心地が悪くなるため、手や体にさまざまな動きが生じます。
- 説明するときに身振り手振りが大きくなる
- 体全体に余分な動きが出てくる
- 顔のあちこちに触れる(あご・鼻・口・耳など)
- 聞いたことに対していつもより早口で答える
- 笑顔が減る(怒り出すことも)
- 変にうなずきが増える
- 手を隠そうとする(ポケットに入れる・後ろに回す・タバコを吸おうとするなど)
言葉では、もっともなことを言っていたとしても、これらの動作がみられた時は、何かしらのウソが混じっていると考えていいでしょう。
こうした体の動きをみる場合は、普段の行動(ベースライン)と比べる必要があります。
普段はどんな様子かを、常日頃よく見ておいてください。
男性にも、同僚や女友達と過ごす時間は必要な時もあります。
それは、彼女がいたとしてもです。
例えば、彼女のことを相談するためには、女性の意見を取り入れる必要がありますよね。
放置するとまではいきませんが、友達として許せる性的行動の範囲を自分の中で明確にし、彼氏にも伝えておきましょう。
そして、あまりにも回数が多いと感じる時には、不実な行動をしていないかを「いつも同僚と飲みに行くんだね、何を話してるの?」などという質問の後に、観察してみましょう。
女性として、不実を見抜けるようになっておくことは、自分を守ることにも繋がります。
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