[メンタルケア心理士解説] 突然の妊娠、気づいたらまずやるべきこと(成人女性編)
妊娠した!望んでいないのに妊娠に気づいたとき、取るべき行動を解説。市販の妊娠検査薬を使った後は、結果が陽性・陰性のどちらでも産婦人科を受診しましょう。
こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。
本来、妊娠を望まない時期である場合、男女ともが協力をして避妊をしなければなりません。
ですが、避妊をしていても100%妊娠しないわけではありませんので、予期せぬ妊娠が起こることもあります。
そのような場合、体調不良や生理が来ないことで妊娠を疑うことでしょう。
女性は、子どもを産む機能が備わっています。
その辺りの考えをしっかり持っておかなくてはなりません。
今回は、成人女性を対象として書かせていただきます。
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妊娠が疑われる場合、市販の妊娠検査薬を使うと思います。
これは100%正確とは言えないこともありますので、「陽性なら必ず」、「陰性でも一応」は産婦人科で妊娠の有無を確認しましょう。
できるだけ早いほうがいいです。
悩んでいる間に胎児はどんどん成長しますし、妊娠をしている場合は、体調が悪くなってしまうなどの体調の変化が始まってしまうからです。
受診の目安の時期は、月経予定日から1〜2週間後と言われています。
産む産まないよりも先に、妊娠が確実かどうかを知るために受診してください。
妊娠が確実なものだと分かったら、子どもの父親に話をしなければなりません。
結婚をしていて、妊娠を望んでいる場合は何の問題もないと思います。
ですが、未婚の場合は、今後のことを話し合わなければいけないため、妊娠が確定だった場合は、すぐにでも話し合いましょう。
産むにしても産まないにしても、避けて通れないところです。
中絶する選択肢を選ぶ場合、相手の承諾書が必要になることもあるからです。
出産するにしても中絶をするにしても、女性には、大きな負担がかかります。
- 体調の変化(不調)
- 心の不調
- 金銭問題(どちらにして費用がかかります)
気持ちの整理をつけなければ、産むにしても産まないにしても心に相当な負担を抱えます。
大きなストレスになるということです。
特に中絶する選択をした場合、カウンセリングが必要になる人もいるくらいです。
ですから、気持ちに整理をつけなければならないのです。
時間が経てば経つほど不安になりますし、どうしようもできないと気持ちが揺らいでしまうことがあります。
一番良くないのは、人任せにしてしまうことです。
自分の気持ちと向きあって、産むか諦めるかの選択をしましょう。
どちらの選択をしても、誰かしらの力を借りた方がいいです。
親でもいいですし、カウンセラーや看護師、友人やパートナーでもいいでしょう。
素直な気持ちを話せる相手に相談をして、前に進めるための心の準備をしましょう。
予期せぬ妊娠は、怖さと不安が襲ってくるでしょう。
こう表現した友人(未婚)がいました。
そのくらい、女性にとっては大きなことなのです。
女性が生物学的に産む存在であることは変えられません。
だからこそ、気持ちを強く持って先のことを考えていかなくてはならないのです。
次回は、未成年の場合を取り上げたいと思います。
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