家で即効できる「脚のむくみ対策」を紹介。ココナッツウォーターはカリウム豊富で効果的ですが、値段が高いですよね。むくんでパンパンの足をほっそり戻していきましょう。
「むくみにはココナッツウォーターが一番効く!」という方、多いのではないでしょうか?
ここ数年夏になると店頭に安く並んでいたので、愛飲していた筆者もその一人です。
ですが、残念なことに今年はブームが去ってしまったせいか、手頃な価格のココナッツウォーターが店頭にあまりなく、毎日ココナッツウォーターでむくみ対策をするとお財布にダメージが襲いかかる羽目になります。
今回は、そんな人のために、あまりお金をかけずにできるむくみ対策をご紹介します。
むくみの原因の1つは、水分不足です。
寝ている間に失った水分を取り戻すためにも、朝起きたらコップ1杯の水を飲みましょう。
実はこれ、便秘対策にもおすすめ。
腸を起こして活動させるので、一石二鳥です。
塩分の摂り過ぎは、むくみの原因の一つ。
塩分を控えめにしたいところですが、現代社会の食生活で塩分を控えようとすると、相当な努力が必要です。
外食やコンビニなどの食事が続くと、控えたつもりでも、知らず知らずに沢山摂っていることもしばしば。
WHO(世界保健機関)の塩分摂取目標値は、5.0g未満です。
しかし「国民健康栄養調査の現状(平成25年度調査)」では、日本人男性は11.1g、女性は9.4gと高い結果が出ています。
日本人は塩分を多く摂っているというのは、どうやら本当のようですね。
そこで、余分な塩分を尿として体外に排出する効能を持つ「カリウム」成分を意識してみましょう。
ココナッツウォーターがむくみに効くのも、カリウムが豊富だからです。
カリウムは、他に次のようなものにも多く含まれます。
- バナナ 100gあたり360mg
- アーモンド 100gあたり740mg
- アボカド 100gあたり720mg
- バナナ 100gあたり360mg
- キウイ 100gあたり約300mg(ゴールドキウイの場合)
- きゅうり 100gあたり約200mg
文部科学省 日本食品標準成分表より
むくみが出やすい場所と言えば、脚。
「朝は足の甲に骨があったのに、夕方はぽっちゃりしている」なんて方も多いのではないでしょうか?
デスクワークと立ち仕事、どちらもバランス良くこなしているのであればむくみにくいのですが、どちらかに偏って同じ姿勢を長時間していると、どうしても重力の影響で体の下の方、つまり脚に水分が溜まってしまいます。
ふくらはぎを下から上へマッサージして体に水分を戻すのもポピュラーな方法ですが、もっと楽に確実に水分を体の上部へ戻せる方法があります。
それは、床に寝そべり、壁などに脚を立てかけて、床に対して脚を垂直にする(足を上に向ける)方法。
その姿勢のまま10~15分寝そべるだけです。
重力の影響で、今度は水が体の上部に戻ってきます。
ただし、長くやれば良いわけではありません。
10分程すると足が冷たくなり、長くやりすぎると痛くなる場合もあります。
冷え性の方などは、特に様子を見ながら行ってみてください。
また、なかなか壁などの空いたスペースがない場合は、床に寝そべり、脚をソファやベッドの上などに乗せることでも代用できます。
むくみは放っておくと慢性化してしまいます。
「太い状態が普通」なんてことにならないように、その日のむくみはその日のうちに解消しまいましょう。
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マダムNORIKO
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