ヨーロッパのオーガニック事情!ゆる~く楽しく生活に取り入れるのが続けるコツ

オーガニック先進国のヨーロッパ。コスメやスーパーマーケット、カフェなど、オーガニックが生活に溶け込んでいる様子や、独自のオーガニック認証を紹介。日本で買えるお店もあるので、こだわり過ぎずに気軽に取り入れてみませんか?

執筆者: 吉本 なつ実
オーガニックとは? 取り組みが進んでいるヨーロッパに学ぼう

近年日本で人気が高まっている「オーガニック」。

オーガニックとは、化学肥料や農薬など人口の化学物質を使用しない農法、またそれに基づいて生産された食物やコットンなどの農産物を指します。

 

日本では、「有機JASマーク」というオーガニック認証が存在し、「オーガニック」と同じ意味の「有機」という言葉も使われています。

近年日本でも、オーガニックの食品や物が手に入りやすくなりましたので、あまり興味はないけれど聞いたことはある、という方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、「オーガニック」の歴史についておさらいした後、オーガニック先進国と呼ばれているヨーロッパの国々から3カ国を取り上げご紹介します。

 

 

オーガニックの始まり

オーガニック農法は、もともと中央ヨーロッパやインドあたりで始まったとされており、現在のオーガニック農法や制度の仕組みは、1920年代にドイツの人智学者ルドルフ・シュタイナーが、循環型農業「バイオダイナミック農法」を考え出したことがきっかけと言われています。


その後、オーガニック農法は、ヨーロッパだけでなく、アメリカやアジアにも広がり、現在は世界的な運動として日々取り組みが行われています。

 

「ヨーロッパ」のオーガニック事情:先進的な3カ国の取り組み

EU認証制度は、1992年に開始され、ヨーロッパの国々におけるオーガニック認証の管轄として機能しています。

現在のEU認証のロゴ(12の星からなる葉のモチーフ)は、2010年から使用され始めました。

 

 

 

オーガニック先進国1「オランダ」

オランダは、隣国ドイツと同様、オーガニック先進国と言える国です。

1980年代の終わり頃からオーガニック農法が盛んになり始めました。

オランダ独自の「Skal」というオーガニック認証も存在します。

 


大手のスーパーマーケットには、商品の多くにオーガニックプロダクトの選択肢があります。

また、以下のようなオランダ生まれのオーガニックブランドが多く存在し、人々の生活にオーガニックが自然と溶け込んでいるのが見て取れます。

 

Original Cosmetics

http://www.originalcosmetics.nl/

日本にも上陸している 「EARTH LINE」 「SEA LINE」 シリーズで知られるナチュラル&オーガニックスキンケアブランド(日本総販売元:http://www.earth-sea.jp/html/page1.html

 

Greenland

http://greenlandbodycare.com/

ナチュラル&オーガニックスキンケア・コスメブランド(現在日本では取り扱い停止中)

 

Ekoplaza

https://www.ekoplaza.nl/

オランダ全土に店舗を構えるオーガニックスーパーマーケット (日本未上陸)

 

 

オーガニック先進国2「ベルギー」

オランダのお隣の国ベルギーでも、90年代の終わり頃からオーガニックの認知が広まりました。

ベルギー独自のオーガニック認証「Biogarantie®」も存在し、現在では食品のみならず名産品のビールにまでオーガニックのものが揃います。

 

 

また、ブリュッセル空港をはじめ、ベルギーの主要都市でよく見かけるオーガニックカフェ「EXKi(エクスキ)」も気軽に利用できると人気を集めています。

オーガニックカフェ「EXKi」

https://www.exki.com/

 

 

オーガニック先進国3「スウェーデン」

北欧諸国でも、オーガニック市場は大きな成長を見せています。

スウェーデンでは独自のオーガニック認証「KRAV(クラーブ)」を設けており、スウェーデンのオーガニック市場のほとんどを占めています。

 


また、スキンケアブランドにもオーガニックのものが複数存在します。

そのひとつ「True Organic of Sweden」は、商品パッケージ(チューブ)までも100%自然に還る材料を使用するなど、徹底したポリシーを貫いている点が魅力的です。

スキンケアブランド「True organic of Sweden」

https://trueorganicofsweden.com/

(日本サイト:http://www.trueorganic.jp/

 

日本でオーガニック製品を入手するには?

日本でオーガニック製品が手に入りやすいのは、「ピープルツリー」「ナチュラルハウス」「クレヨンハウス」、この3つのお店です。

どの名前も聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

 

ピープルツリー

http://www.peopletree.co.jp/

 

「ピープルツリー」は、1991年にイギリス人のサフィア・ミニーが日本で立ち上げたブランドです。

2001年には、イギリスにも「People Tree Ltd」ができました。

「フェアトレード」を基本に、オーガニックコットンを使用した洋服や小物など、環境にもできる限り配慮した製品づくりを行なっています。

 

wear

 

ナチュラルハウス

http://www.naturalhouse.co.jp/

 

「ナチュラルハウス」は、1982年に設立されたオーガニック食品とオーガニック化粧品の製造販売を行っている会社です。

全国に31店舗を構え、豊富な品揃えが素敵な本店の青山店は、オーガニック好きな人の間でとてもよく知られています。

生産者の顔が見える製品がほとんどなので、安心して利用できます。

 

クレヨンハウス

http://www.crayonhouse.co.jp/shop/c/c


「クレヨンハウス」は、1976年に作家の落合恵子氏によって設立。

東京・表参道(本社)と大阪・吹田市に店舗を構えています。

子供向けの絵本やおもちゃ、女性に優しいオーガニックコスメや雑貨を揃え、オーガニック野菜など食品の販売も行っています。

「生活にオーガニックを取り入れるのは楽しい!」と思わせてくれるお店です。

 

こだわり過ぎなくていい!「緩く、楽しく」がキーワード

オーガニックは、人々と環境どちらにも優しく、サステイナブルな方向へと進んでいけるシステムです。

とはいえ、「オーガニックのものしか食べない」「オーガニックコットンの洋服しか着ない」など極端にこだわってしまうと、今度は逆に苦しみのタネになってしまいかねません。

 

 

オーガニックを生活に取り入れるコツは、「緩く、楽しく」がキーワード。
人生において何事にも言えることですが、頑張りすぎす「良い加減」で楽しみながら続けられるといいですよね。
その肩に余計な力の入らないスタンスが、正に「オーガニック」なのではないでしょうか。

 
 コラムニスト情報
吉本 なつ実
性別:女性  |  

オランダ在住のライター、翻訳家。川沿いの小さな町で静かな生活を楽しんでいる。これまで居住または旅したヨーロッパの国々のうち、特に自分の肌に合うと感じる場所はチェコ、オランダ、アイルランド。紆余曲折且つ怒涛の10代、20代の時間を経て、幼い頃からの夢であったライターとして活動している現在、一番の幸せと感謝を感じる日々。内向的で自分の殻に閉じこもりがちだが、相反して人(人間)に興味があるため、常に心の中はど緊張しながらも人々と交流を図ってしまう。読者がほっと安心し、少しでも明るい気持ちになれるような記事を執筆するのが目標。

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