クリーニングにもう出さなくていい!家でもできる超簡単セーター・ニットの洗濯方法
寒い季節には欠かせないセーターやニット、こまめにお手入れや洗濯してますか?お手入れ方法を間違えると大事な服が二度と着ることができなくなる可能性もあります。今回は、家でもできる超簡単セーター・ニットのお手入れ・洗濯方法をご紹介します。
寒い季節には欠かせないセーターやニット、こまめにお手入れや洗濯してますか?
「冬、そんなに汗かかない…」「めんどくさい…」と感じている方も多いと思いますが、水洗いできるもの、クリーニングにしか出せないものなど、お手入れ方法を間違えると大事な服が二度と着ることができなくなる可能性もあります。
長くキレイに着るために、普段からお手入れや洗濯方法を意識してみてはいかがですか?
そこで今回は、家でもできる超簡単セーター・ニットのお手入れ・洗濯方法をご紹介します。
結論からいいますとニットやセーターは、こまめな洗濯は必要ありません。
毎回洗濯してしまうと、衣類が傷むこともありますし、ニットやセーターなどの素材は洗濯により毛玉ができやすくなったり、縮んだりすることもあります。
着る頻度や着方にもよりますが、「1シーズンに3~5回」を目安に洗濯すれば十分でしょう。
ニットやセーターはそんなに汚れやすい服ではないので、過度に心配する必要はありません。むしろ、ウールなどのデリケートな繊維を編み込んでつくられているので、洗濯しすぎると逆に傷みの原因になります。
ニット・セーターはハンガーに掛けると生地が伸びてしまうため、基本的には畳んで収納するのがおすすめです。
チェストや衣装ケースなどの引き出し収納のない方には、ハンガーでセーター・ニットを伸ばさない掛け方を紹介します!
ステップ2:畳んだセーターの脇の下部分から、ハンガーのフックが出るようにハンガーを当てる。
ステップ3:セーターの袖もハンガー側にかける。
ステップ4:セーターの身頃(ステップ3の反対側)をハンガー側にかける。
ステップ5:完成。この状態で収納します。
また、湿気は洋服の大敵。湿気が多いと洋服が傷んだり、カビが生えたり、臭いの原因にもなります。雨が続くときには注意してくださいね。
クローゼットや押入れなどの密閉空間に保管する場合は、時々開けて風を通したり、除湿機で湿度を下げたりするなど、湿度管理をするようにしましょう!
1日着たセーターやニット、洗濯しない方が多いと思いますが、すぐにクローゼットに入れてはいけません!
まずは厚みのあるハンガーに一時的に吊るし、ブラシや手で埃を落としましょう。ハンガーに長時間吊るすと型崩れの原因になってしまいますのでご注意してください。
最後に数時間放置してから、畳んで片付けると望ましいです。
ニットやセーターの汚れがあった時に、コロコロなどの粘着シートを使う人、いますよね!しかし粘着テープは繊維の奥まで入り込んで埃を取りきるのが難しいんです…そんな時、是非洋服ブラシを試してみてください!
また、季節によって、埃のように目視できない“花粉”がついています。一見汚れてないように見えても、実際は一日着ただけでも目には見えない汚れがついてしまいます。
洋服ブラシでブラッシングすると汚れを落したり、花粉症対策には、静電気を抑えるタイプを使用することで、花粉の付着も防止してくれます。
家に帰ったら一日着用したコートや洗濯頻度の低いセーター・ニットに衣料用除菌・消臭スプレーを吹きかけることが日課の方も多くいると思いますが、衣料用除菌・消臭スプレーは化学成分が含まれています。
そのため、衣料用除菌・消臭スプレーは嫌なニオイを抑えたりすることは可能ですが、セーター・ニットのようなデリケートの素材を用いた服には刺激が強すぎて、生地の傷み・シミの原因になるかもしれませんので、ご注意ください!
セーター・ニットを着て、洗濯することを繰り返しているうちに、いつの間にか毛玉が出てきますよね…
毛玉ができる理由としては、「摩擦」「静電気」などがあります。
セーター・ニットの表面に毛玉がついていると、見た目も肌触りも悪くなりますが、毛玉は取りすぎると洋服にはあまり良くないので、毛玉を取る頻度は2~3回着るたびに1回程度にしておくと良いでしょう。
ニットやセーターといえば、冬に大活躍してくれる服ですが、うっかりするとすぐに縮んだり伸びたり…気楽に洗濯できない困った服でもあります。
洗い方や乾かし方を少し工夫するだけで、簡単に自宅で傷めずに洗濯することができます!
ニット・セーターの洗濯方法をマスターして、お気に入りの服を長持ちさせましょう!
洗濯表示というのは、簡単にいうと洋服の『取扱説明書』とも言えます。その服に最適なお手入れ方法が記載されていますので、洗濯する際には必ず洗濯表示を確認しましょう!
衣類のタグについている洗濯表示、ちゃんと確認したことはありますか?洗濯表示は実は平成28年に表示が一新されていて、見慣れない洗濯表示に困惑しないためにも、ここで覚えてしまいましょう!
まず、洗濯洗剤はざっくり以下のような種類に分けられます。
粉末タイプ
おしゃれ着用洗剤
ジェルボール
石鹸
部分洗い洗剤
しかし、これらの洗濯洗剤は全て自宅にそろえる必要はありません。基本的には毎日使用する洗剤と、セーター・ニットやデリケート素材用のおしゃれ着洗剤の2セットがあれば十分です。
しかも、洗剤にはそれぞれ得意な汚れや使い方があり、その特性に合わせて使用すれば、簡単に洋服の汚れを取れることもできます!
セーターやニットはTシャツ、タオルのように簡単に取り扱いできる素材ではないだからこそ、しっかり洗濯のポイントを抑え、実践してみましょう!
・汚れている面を外に
・襟や袖口、気になる汚れは前処理をする
・弱水流コースを選ぶ
・洗濯ネットを使う
・柔軟剤を加え
・洗い終わったらすぐ干す
・乾燥器はNG!
・汚れている面を外に
・襟や袖口、気になる汚れは前処理をする
・洗濯ネットを使う
・優しく押し洗い
・柔軟剤を加え
・軽く洗濯機で脱水する
・洗い終わったらすぐ干す
・乾燥器はNG!
セーターやニットを乾かすときには、基本的に「平干し」が一番キレイに仕上がります。洗濯後は裏返したまま、平干し専用ネットにのせて干していきます。
平干し専用ネットを使う時に、コツとしては干す前に、たたんでから両手でたたいて、セーター・ニットのシワを伸ばしたり編み目を整えると仕上げの際に歪みが少なくなります。
また、平干し専用ネットお持ちではない場合、竿にかけるか、お風呂のフタの上などに「平らに」干しても大丈夫です!袖がたれないようにかけると良いでしょう。
セーター・ニットを頻繁に着ていると、型崩れやシワが気になりますよね。
「整えたいけどどうすればいいの…?」や「アイロンってかけてダメなのか?」と、悩んでいる人も多いと思います。
実は「スチームアイロン」があれば解決できるんです!
「セーターやニットにアイロンをかける」といっても直接アイロンをあてるわけではありません。特にニットによく使われているウールは熱に弱く、直接あてると服の表面がテカリを出てしまったり、溶けたりしますので絶対にやめてください!
正しいスチームアイロンでの整い方は、アイロンを浮かせて、スチームでかけることがポイントです。暖かいスチームにより、繊維がふくらみ、乾いたときには形が整います。
スチームアイロン持ってない方は、入浴直後に湯気が残っているお風呂に、ハンガーや平干し専用ネット吊るし、蒸気をセーターに吸収させるのも方法の一つです。
蒸気はニット・セーターのニオイと一緒に蒸発するので、嫌なニオイがついたのもに軽減の効果もありまし、電気代もかかりませんので、一度お試してくださいね。
この記事はセーター・ニットの洗濯について説明しましたが、いかがだったでしょうか?
冬服は自宅で洗濯をすることもできますが、素材によって対処の仕方が違うので少々面倒ですね。でも、この記事で紹介した内容をぜひ抑えていただき、自宅でセーター・ニットの洗濯を実践してみてくださいね♪
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