個人旅行(一人旅)でのトラブルあれこれ

執筆者: tihilo
はじめに

個人旅行ではどんなトラブルが起こりやすいのでしょう?添乗員付きツアーだと添乗員さんが全て対応してくれます。添乗員付きツアーじゃなくても航空券などに関するトラブルは代理店が対応してくれますが、個人で行く場合は自分で対応しなくてはいけません。

どんなトラブルがあるのかあらかじめ知っておくことで回避できたり、対応できることもあると思います。

 

よくあるトラブル4点をまとめてみました。

 

 

オーバーブッキング

飛行機、船、ホテルなど予約したはずなのに誰か他の人が自分の席に座っている・・・

こんなことたまーにあります。

こういう場合はワンランク上の席や部屋に案内してもらえることが多いです。

トラブルだったはずがちょっとラッキーな展開になります。

 

盗難

観光客はどんな格好をしていてもやっぱり観光客です。

日本人は安全大国に住んでいるので、海外だからと急に危機感を持って行動するのは難しいかもしれません。ちょっと気を許した隙にかばんの中から物がなくなっている!なんてこともあります。

盗難された物はまず戻ってきません。

がしかし、盗まれたのが現金ではなく物であればお金であなたの手元に戻ってきます。

その方法は、備えあれば憂いなしの旅行保険です。

旅行保険に入っているのであれば、カメラや時計などの物ならば、帰国後の申請でお金が戻ってきます。

 

ただ、カメラに入ったSDカードなどのお金では買えない思い出は戻ってこないので注意してください。

 

現金はあきらめ、物は帰国後の手続きになりますが、カードが盗まれた場合は別格です。

悪用される場合がありますので、すぐにカード会社に連絡してカードを止めてください。

 

詐欺

大なり小なり嘘をついて旅行者のお金を巻き上げてやろうとたくらんでいる輩は思った以上にいます。

バスや船での移動中に知り合った現地の人。

自分では現地の人との小さい国際交流気分で話していても、相手は違うかもしれません。

一緒にご飯を食べようと言われ食事を共にしたが会計はなぜか全額自分だったり、自分が行こうと思っているところが今は工事中だから自分の知ってるお店に行こうと連れて行かれたり・・・このくらいならちょっと失敗したかな?と思う程度ですが、砂漠でラクダに乗せてもらったが高額の料金を請求してきて払うまでラクダからおろしてもらえない、もらった食べ物に薬が入っていて身包み剥がされたなんてこともあるようなのでご注意を!

 

もちろんいい人もたくさんいますが、初対面で相手がどんな人かはわかりません。どんなにいい人でもまずは疑ってください。

 

病気・怪我

盗難や詐欺もつらいですが、病気もつらいです。

やはり日本とは違う気候や食べ物でお腹を壊す人もいます。また、炎天下の中で観光に夢中になりすぎて脱水になってしまった・・・なんてこともありそうです。

 

食べ物や飲み物、活動量など自分でコントロールできるところは、自己管理をしっかりすることで防げる場合もあります。

どのタイミングで病院へかかるかは悩むところですが、早めに行って診てもらうのがベストでしょう。切り傷も体調が悪いときには治りが悪かったり、雑菌が入り化膿することもありますので、おかしいと思ったときにはすぐに病院で治療してもらいましょう。

 

 

問題は入院が必要な病気や怪我です。

ビザの滞在日数に問題が生じそうな場合は日本大使館へ連絡して相談しましょう。

 

さいごに

個人旅行の大変さはこのようなトラブル対応です。

トラブルの対応は大変ですが、後から考えるとこのトラブルが旅の一番の思い出になっていたりするのが旅の不思議です。

もちろんトラブルは無いに越したことは無いんですけどね!