国内ひとり旅におすすめ!原付バイクツーリングで格安に楽しむ1人旅

執筆者: 旅人(たびんちゅ)

 

 

はじめに

今年の観光シーズンに、皆さんはどんな旅を楽しまれましたか?

 

飛行機で、車で、電車で、様々な交通手段で出掛けられたと思いますが、ここ数年の原油高でガソリン代が急騰し、公共交通機関も軒並み値上しています。

 

旅の予算も、移動費用が占める割合が上がってきてしまいますね。

そのような中、最近になって注目されている交通手段があります。

 

 

それが、低燃費でローコストの「原付バイク」です。

1度の給油で半日以上は走り続けられる原付は、今、新しい移動手段として注目されています。

原付で全国を旅する人達も増えてます。

今回は、最も格安で最も自由な1人旅、原付ツーリングについてご紹介します。

 

 

原付旅の魅力とは

原付旅というと、全国的に有名になった北海道のローカル番組「水曜どうでしょう」があります。

出演者の大泉洋さんと鈴井孝之さんが、カブに乗って旅をしている姿が印象深い番組でした。

 

この原付の旅、実に理にかなってます。

 

燃費が良い

この旅番組で使われているバイクは、ホンダのスーパーカブというバイク。

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、ものすごく燃費が良いのです。

 

 

メーカー発表では、リッターあたりの走行距離が、50ccタイプで約110km、110ccタイプで約63.5kmと言われてます。

 

定められた試験条件のもとでの値です。使用環境や運転方法、車両状態(装備・仕様)、整備などの諸条件により異なります。

 

実際の数値とは異なりますが、単純計算では、1回の給油(約4リットル/600円相当)で200km以上は走る事になります。

 

スーパーカブに限らず、他の原付でツーリングする人達もいます。
スクーターは車体構造上、若干燃費は落ちますが、それでも車などに比べたら十分に走ります。
原付で日本一周などの長距離ツーリングをする人が多いのは、そういった理由もあります。

 

初心者にもお手軽

原付ツーリングは、比較的容易に始められるのも魅力です。

 

50ccの原付免許は筆記試験だけで取れますし、車の免許があればそのまま乗ることが出来ます。
車体も、車等と比べれば格段に安いので、慣れてきたら51ccから125ccまでの原付二種、将来的に普通二輪以上にクラスアップするという楽しみもあります。


昨今、リターンライダーブームで初心者ライダーがハーレーなどの大型バイクに乗り、事故が絶えないそうです。

そういった事を考えると、バイク旅の入門編としても原付をお勧めします。

 

自由気ままに走れる

そして、小回りのきく原付の最大の魅力は、気ままに自由に動けるという点。

高速道路などの自動車専用道路に入れない反面、車では素通りしてしまうような、素敵な景色に出会うことが出来ます。

 

 

ここに、原付ツーリングの醍醐味があります。

ライダーズハウスを活用して宿泊費も格安に

泊まりがけの旅行では、やはり宿泊施設も大切。


ビジネスホテルなど各種ホテルもありますが、全国には、ライダーズハウスなどの、バイカー向けの共同宿泊施設や全室個室の簡易宿泊所などがあります。

安ければ、2,000円台からで探すことができます。

 


写真は、名古屋で泊まった簡易宿泊所で、お風呂とトイレは共同ですが、全室個室です。

寝るだけの目的だけであれば十分な設備でした。

 

ネットカフェで仮眠を取るのも良いのですが、こういった施設を利用するのも格安旅の面白さです。

 

 

おわりに

原付旅は、自由度の高い新しい旅のスタイルです。

のんびり走って長旅をする以外にも、車に原付を載せて移動し、旅先は原付で自由に回るというスタイルも可能です。

 

長距離を走るも良し。

観光地を気楽に走るも良し。

 

あなたの旅のスタイルに「原付」を取り入れてみるのは、いかがでしょうか。

 
 コラムニスト情報
旅人(たびんちゅ)
性別:男性  |   現在地:静岡県富士市  |  

はじめまして。
普段は会社員として働いてますが、週末は愛車のカブ二台に跨り全国各地を走ってます。

その旅の模様をブログに書いてます。
旅の楽しさ、醍醐味、プライベートからちょっとマニアックなカブの話まで。
いろいろなことを語ってます。
◎たびかぶろぐ
http://blog.livedoor.jp/tabicublog/

またそのブログが縁で、最近は旅行ライターとしても活動させていただいてます。
DeNAの旅行情報サービス、ガイドブックスの看板ライターとして執筆してます。
富士山周辺版、長野版、伊豆版に執筆してます。

◎ガイドブックス
https://gbooks.jp/


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