モロッコ旅行で、ハマム(公衆浴場)に入ってみた!おもむろに垢すりが始まって…
モロッコのハマム(公衆浴場)は、日本のお湯につかる浴場とは違って「蒸し風呂」で、垢すりをしてもらえます。中の様子や入り方を、実際に体験した筆者がご紹介します。旅行の参考に!
モロッコの蒸し風呂「ハマム」を体験してみた!
モロッコにも公衆浴場があることを皆さんはご存知でしょうか?
日本のお湯につかる浴場とは違い、蒸し風呂でモロッコの人たちが垢すりをしています。
モロッコ旅行へ行くのであれば体験してみるのもいいかもしれませんね。
今回は、ハマムをご紹介したいと思います。
ハマムの構造は、どうなってる?
ハマムの入り口には、日本のような暖簾や看板はありません。
このため、観光客が行くには大変わかりにくいです。
行くときは、地元の人に確認しましょう。
男性用と女性用の2つの入り口があり、そこを入ると両入り口の中心にカウンターがあり、料金を徴収しています。
料金を払って中へ入ると、脱衣所があります。
脱衣所は、木製のロッカーと棚・休憩できるベンチがありましたが、日本とは違って薄暗い脱衣所です。
鍵をつけることができるロッカーもありますので、鍵を持参することをお勧めしますが、貴重品は持って行かないようにしましょう。
脱衣所の奥がハマムになっています。
壁側にお湯があり、必要なときは桶でお湯を汲んで使用します。
シャンプー・リンス・石鹸はありませんので、必ず持参してください。
ハマムの入り方(お任せコース)
追加料金が必要ですが、すべてやってもらえるお任せコースがあります。
もちろん、お手伝い無しで入ることもできます。
- 脱衣所で下着(パンツ)1枚になったら、ハマムへ連れて行かれます。
- ハマムの奥へ通され、座るよう促されます。
- 何も言わずに、いきなりお湯をかけられます。
- モロッコ人が床に寝そべって垢すりをしている場所に移動して寝るよう指示されます。
- おもむろに垢すりが始まります。人によると思いますが、かなり荒っぽいです。
- 垢すりが終わったらシャンプー、リンス、体を洗ってくれます。けっこう荒っぽいです。
- 泡を流すたびにお湯をかけてくれますが、最初と同様何も言わずいきなりお湯がかかってきます。
これで終わりです。
異文化体験、楽しみましょう♪
日本だったらお客さんには至れり尽くせりでお客様は神様ですが、モロッコではまったくそんな感じではありませんでした。
筆者を洗ってくれていた女性は、気づいたら他の人の背中をゴシゴシ洗っていてしばらく戻ってきてくれず、ぼんやりしていたら、隣で自分の垢すりをしていたおばちゃんが何故か彼女に代わって洗ってくれました。
お客様扱いはありませんでしたが、おもしろい体験ができますよ!
時間があればぜひモロッコのハマム体験してみてください。
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コラムニスト情報
性別:女性 |
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