赤ちゃんが突然の嘔吐!その原因と対処法を紹介

執筆者: colonna

 

はじめに

寒い時期になると風邪やインフルエンザなどの病気が流行します。

お母さんの母乳から免疫をもらっていた赤ちゃんも、六か月頃になると風邪をひいたり、熱をだしたりと病気をするようになります。
いろいろな病気にかかりながら丈夫になっていく赤ちゃんですが、自分の体調をうまく伝えられない
赤ちゃんが病気になるとお母さんは心配ですよね。

 

感染胃腸炎に注意

冬場に注意したい病気に、感染性胃腸炎という胃腸に悪さをする病気があります。

この病気にかかると、突然の嘔吐や、下痢、発熱といった症状がでます。
症状の出方は人それぞれで、嘔吐だけで下痢はなかったという場合もあれば、嘔吐も下痢もなかなか止まらないということもあるようです。
特に子供は、激しく嘔吐する場合がありますので、注意が必要。

赤ちゃんは抵抗力に弱いので、感染力の強い感染性胃腸炎にかかったら全身の状態をしっかりと見て、おかしいなと思ったら小児科の先生に診てもらいましょう。

  

脱水症状を防ぐために(水の飲ませ方)

赤ちゃんが下痢をし、嘔吐をすると脱水症状になるんじゃないかと心配になり、また水分を与えようとしたりするかもしれません。

感染性胃腸炎の場合は、嘔吐をしたら、しばらくは何も口に入れない方が早く治ります。
何度か吐いても何か飲ませようとしたり、食べさせようとすると逆効果のようです。

嘔吐をし、水分をほしがる場合は、まずはスプーン1さじの水分から与えてみましょう。
それから、5分間ほど間をあけて、吐き気がおさまっているようでしたらもうひとさじ分、飲ませてみる、というように、一度にたくさん飲ませるのではなく様子をみながら、じょじょに飲ませていくのがオススメです。
ひとさじずつ与えながらも、気分が悪そうにしていたら、また与えるのをやめて、吐き気が治まるまで待ちましょう。

 

白湯やOS-1がおすすめ

与える水分はどういうものが良いかというと、白湯やOS-1など経口補水液が良いでしょう。

発熱や、下痢、嘔吐があった場合のために家に1本常備しておくと、赤ちゃんだけでなく大人も使えます。
経口補水液はゼリーも売られていますので、お好みで好きなタイプを選んでみるといいでしょう。

嘔吐、下痢が続くと怖いのが脱水症状です。赤ちゃんや子供は大人に比べて脱水症状になりやすいので注意が必要となります。

 

病院に連れて行くサイン

あまりにも嘔吐、下痢がひどい場合、赤ちゃんの唇がカサカサしていたり、目に力がなくなったり、ぐったりとした症状がある場合は、すぐに病院にかかってください。

口から水分を摂るだけでは追いつかず、脱水症状がひどくなると大変です。
赤ちゃんの全身状態をしっかりと見ながら、あせらずにケアをしてあげてください。

赤ちゃんが病気をすると本当に大変です。お母さんも無理せず、体調に気を付けて
お世話をがんばってくださいね。