子供の体調が崩れたときの対処法!薬に頼らない病気回復方法
子供の具合が悪い、体調を崩している時の自宅療養方法!病気になったとき、病院の薬や治療に頼る前に、家で症状を回復させてみませんか?
季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期。
ですが、小さな子がいると、病気が蔓延している病院へ駆け込むのも躊躇ってしまいますよね。
そこで今回は、病院へ頼らずにご自宅で行えるお手当て法をご紹介します。
エキナセアは、キク科の植物です。
古くはネイティブ・アメリカンが用いていた、免疫力を高めるハーブとして有名です。
ハーブティーのティーバックや、チンキ(ハーブのエキスを濃縮させた液体)を常備しておくと良いでしょう。
チンキの使い方は「水にたらして飲む」、これだけです。
ただし、チンキは苦いので、お子さんにはハーブティーの方が飲みやすいようです。
にんにくは強い抗菌作用を持っているので、生のものを小さなかけらにして飲み込むだけで、ちょっとした喉の痛みなら治ることもあります。
また、しょうがは、身体を温めて免疫力を上げてくれます。
これらを効率よく摂るレシピとしてイチ押しなのが、「鶏がら、にんにく、しょうが、自然塩」を入れて、コトコト煮込んだスープです。
熱を出している人にはスープだけ、元気な人にはビーフンやパスタを入れると良いでしょう。
回復期には、このスープでおじやを作るのもお勧めです。
里芋湿布は、自然食品店で取り扱っている「里芋粉」を水で練って使用します。
水で練ったものを、キッチンペーパーの上に伸ばし、喉にぴたりとつけて、手ぬぐいなどで固定します。
ひどい喉の痛みにも、びっくりするほどの効き目があります。
咳がひどくて眠れない夜、こんにゃくを熱湯でアツアツになるまで温め、タオルを巻いて、肺のある胸に当てます。子どもが辛そうな夜にも、是非お試しください。
冬場でも、意外に室内は暖かくて、食べ物が傷むことがあります。
もしそういった食材を食べてしまって、腹痛が起きたときには、チャコールを試してみてください。
粉末が売っているので、コップ一杯の水に、耳かき一杯ほどを溶かして飲用します。
活性炭の多孔質で毒を吸着し、穏やかに解毒してくれます。
体調を崩したとき、身体にとって何よりも大事なのは、休息をとることです。
家でゆっくりと休むのはもちろん、内臓も休めてあげましょう。
現代人は食べ過ぎの傾向にあるので、食欲の無いときは無理に食べなくても大丈夫。
食欲がないときというのは、身体が自分のエネルギーを食物の消化活動ではなく、病気の治療に専念したいと訴えているのです。
特に糖分は、ウィルスや悪玉菌のエサとなります。
スポーツ飲料も風邪に良い印象がありますが、実は糖分たっぷりです。
水分は、白湯に自然塩をひとつまみ入れたものや、ハーブティーや番茶、鶏がらスープなどから摂りましょう。
「お腹空いた」の言葉が、子どもの回復の合図です。
すぐに普段どおりの食事やスナックをあげるのではなく、最初はおかゆや味噌汁等、胃腸に負担のかからないメニューにしてください。
ここまできたら、もうすぐ元通り元気な我が子に会えることでしょう。
子どもの熱は心配になるものですが、慌てずに様子を観察してみてください。
家で回復出来ると、ママも子どもも、とても楽です。
ですが、ぐったりと元気がないときや、どうしても心配なときは、もちろん病院へ行ってくださいね。
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シンガポール在住、四児の母。
子どもが通う幼稚園は、「子どもの行動はお母さんに原因がある」とばっさり切られるところ。
そこでの洗礼と愛で、母としてタフになりました。
子育て系、旅レポートライターとして活動。
子育てアドバイザーとしてお話会などもしています。
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