家族で協力して行う、お片付けのコツ。子供も出来る家事や収納の上手な方法

執筆者: 岩舘 さゆり 職業:ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー
はじめに

こんにちは、ライフオーガナイザーの岩舘さゆりです。


「いつ片付けられなくなる瞬間がやってくるか分かりませんよ」と言うと、皆さん口には出しませんが「え?どういうこと?」と、そんな表情をされます。

 

さて、一体どういうことなのでしょうか。

それは、ある日突然やってくる

風邪をひいて寝込んだ経験はありますか?

寝込むと家の中はどうなるでしょうか。

今まで出来ていた片付けができなくなり、たちまち部屋が散らかるでしょう。

 

そう、誰もが片付けられなくなる瞬間を持ち合わせているのです。
それは、自分の病気だったり、介護、妊娠、出産、様々なシーンが想定されます。

どこに、何があるか分からない!

こうした環境の変化は、拒むことができません。

例えば、いつもは家事一切を行っているお母さんが熱を出し、寝込んでしまいました。

家族は気を使って、自分たちで何とかしようとしてくれています。


靴下はどこ?お米はどこ?洗濯洗剤は?


熱も下がり、元気になったお母さんは、信じられない光景を目にしました。

泥棒でも入ったのかと思うほど、家の中はごちゃごちゃ乱れていたのです。

どこに、何があるか分からないから、手あたり次第あちこち探した結果です。

 

備えはできる!

このような状況に陥らないためにするには、日頃から、家族を家事に巻き込む仕組みを作っておくことが大切です。

家事は、族みんなでやるだと思います。

決して、内(奥さん)がやるではありません。

 

仕組みさえ作っていれば、小さなお子さんでも、着替えの準備はできます。

朝起きたら、自分で着替えができるように仕向ける片付けですね。

 

引き出しの中身をラベルで

引き出しにラベルを貼ることで、自分のモノがどこにあるか分かります。

 

 

洋服はハンガーに

洋服は畳まなくても、ハンガーにつるして見える化しておけば一目瞭然です。

更に、兄弟でハンガーの色分けをしておけば、混ざった時も元に戻しやすいです。

 


トイレの補充はこまめに

こちらは、トイレ収納。

自分が使って無くなったら、次の人が困らないように補充してもらいます。

 

 

いずれも、お子さんの手が届く高さ、やり方で設置することがポイントです。

大人においても、「分からない」「知らない」「できない」理由を作らないこと。

 

大切な書類やカードは

保険証券などは大切なものですが、しまい込みすぎて探せなくなるケースもあります。

緊急性の高いものはなるべく目につきやすい所に保管し、さらにラベリングをすることで、いざ必要になった時すぐに取り出せ、手続きもスムーズです。

 

おわりに

環境の変化は、拒むことができませんといいましたが、誰かの協力があれば乗り越えることができます。

その手助けとなるのが、片付け=仕組み作りです。


普段から、モノの所在を明らかにし、使いやすい仕組み作りをしておけば、家族も協力しやすく、万が一の時も慌てることが少なくて済みますよ。

 
 コラムニスト情報
岩舘 さゆり
性別:女性  |   現在地:岩手県雫石町  |   職業:ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー

はじめまして。岩手のライフオーガナイザー岩舘さゆりです。
片付けも、ファッションも自分のセンスのなさに楽しめずにいたのですが、
成功の法則(理論)を学んで克服できました。
今は毎日がラクで楽しいです♪
基本を知っていれば、いかようにもアレンジできます。
お隣さんと同じである必要は全くありません!
片付けのお悩みを解消できるヒントをお伝えしていきます。