子供が登園拒否!幼稚園・保育園に行きたくないと泣く時の対処法

幼稚園・保育園に入園すると、登園拒否する子供がいます。幼稚園に行きたくないと泣く、ぐずる子どもの対処法は?子離れ・親離れ出来ない子育ては今日でサヨナラ!

執筆者: mica 職業:子育てアドバイザー・ライター
子供が登園拒否した場合の対応とは?

我が子が「幼稚園に行きたくない」と泣き出したら、親の方が焦ってしまいますよね。

子どもは楽しく幼稚園に通うものというのは、もしかしたら親の思い込みなのでしょうか?

 

 

焦る気持ちの奥にある、本当の気持ちを見つめてみると…

子どもが「幼稚園に行きたくない」というのは、子どもの問題です。

もちろん、”親も都合があるから、親の問題でもある”という意見もあるでしょう。

 

 一番に解決すべきは、子どもの問題

それでも、一番に解決すべきは、「行きたくなくて、困っている」子どもの問題の方です。

親が悲しんだり怒ったりするのは、問題を自分のものとして感じているから。

どんなに焦っても怒っても、自分の問題ではないので解決出来ません。

 

まずは、問題を子どもに返して、そこから解決を図りましょう。

園に行きたがらない子どもにかけるべき言葉とは?

上でお話したように、この問題を抱えているのは子ども自身だ、ということを理解出来れば、かける言葉は「行かなきゃダメ!」という叱責ではありません。

「そうか、幼稚園に行きたくないって思ってるんだね」
「どうして行きたくないのかなあ」
「なにか、イヤな事があるのかな」


そんな風に、「自分は、あなたの困っている原因を取り除くお手伝いをしたいんだよ」というメッセージを伝えます。

自分の気持ちを受け入れてもらえた事が分かると、子どもは一段階落ち着くはずです。

毎日登園時に泣く子、ママはどうしたらいい?

ママと離れたくないと言う意思が固い子は、入園から数ヶ月泣き続けることがあります。

親は、毎朝切ない別れをしなければなりませんが、子どもは意外と親の姿が見えなくなると、ケロリと遊びだすものです。

 

その証拠に、帰りまで泣いている子はいませんよね。

必ず途中で機嫌を直しているはずなのです。

 

 

子どもを信じる

どんなに悲しげに泣いていても、子どもは環境に順応するものです。

「この子は私がいないと泣いてしまう」というのは、ママの思い込みの場合があります。

保育者を信じる

幼稚園の先生が一番困るのは、子どもを預かっても、ママがなかなか帰らない事です。

 

ママの姿が見えていると、子どもはいつまでもぐずぐずしてしまいます。

幼稚園に預けたら、ママは笑顔で別れと後で迎えにくる事を伝えて、お任せしましょう。

自分の時間を楽しむ

子どもを心配に思おうが思うまいが、幼稚園のお迎え時間まで滞在するという事実は変わりません。

だとしたら、きれいさっぱり心を入れ替えて、自分の時間を自由に楽しみましょう。

 

充実した時間を過ごした後の、笑顔のママに会えるのは、子どもにとって嬉しい事です。

 

おわりに

幼稚園に通っているのは、あくまで子どもです。

親が行かせているわけではありません。

 

こども達の生きる力、楽しむ力を信じてあげてくださいね。

 
 コラムニスト情報
mica
性別:女性  |   職業:子育てアドバイザー・ライター

シンガポール在住、四児の母。


子どもが通う幼稚園は、「子どもの行動はお母さんに原因がある」とばっさり切られるところ。
そこでの洗礼と愛で、母としてタフになりました。


子育て系、旅レポートライターとして活動。
子育てアドバイザーとしてお話会などもしています。

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