朝、ぐずる子供にはこう対応せよ!言うことを聞かない「くずり」対処法 (1/2)
忙しい朝、ぐずる子供の対応を紹介。「着替えたくない!」など、我儘や言うことを聞かない子どもを叱るのは逆効果。さて、正しい対処法とは?
慌しく忙しない朝、全てをスムーズに運びたいママを尻目に、我が子がよく分からない理由で「着替えたくない!」と主張しています。
こんな時、あなたならどうしますか?
今回は、そんなストライキを起す子の気持ちを鎮め、親子共にハッピーに事を運ぶ方法をご紹介します。
「着替えたくない!」という子に対して、「だめ、着替えて!」とカウンターパンチを繰り出すのは、お勧めしません。
さらに向こうからカウンター・カウンターパンチが返って来ること、請け合いです。
その先には、不毛な泥仕合が待っています。
気持ちを受け止めてあげると、子は落ち着く
ママはふくれっつらをしている子の目線まで降りてから、「そっか、着替えたくないんだ」と、まずは一度受け入れる言葉をかけてみてください。
ここで、何やらいきり立っていた小さな我が子の気持ちが、一段階落ち着くはずです。
焦る気持ちはとてもよく分かります。
ですが、こういったときこそ、「急がば回れ」ということわざを思い出してくださいね。
意外とこちらの方が、解決への近道です。
しかもママはここで、「着替えなくてもいいよ」とは言ってませんよね。
ここでするのは、「着替えたくないと思っている子どもの気持ち」を単に認めただけ。
まだ、着替えてもらう可能性は消えていません。
どんな小さな子でも、はっきりとした主張の裏には理由があります。
大人にとっては取るに足らない、瑣末なことかもしれません。
ですが、彼らにとっては大事なことです。
とは言っても、まだ言葉足らずの彼らです。
ここで発揮するのが、ママの“察する”能力。
彼らが発信するあらゆる情報を駆使して、原因をつきとめる努力をしましょう。
ママが真っ直ぐ子どもに向き合う気持ちは、必ず彼らに伝わります。
「ママが話を聞いてくれる」、子どもにとってこんなに嬉しいことはないのですから。
「どうして着たくないの?」という質問にも黙っているときは、淡々と他の用事をこなしながら、「どうしてなんだろうなぁ。教えてほしいなあ…」と独り言風に呟くといいですよ。
「これじゃなくて、自分の好きな服を着たい!」ということだったら、それはもう簡単。
ぜひとも自分で選んでもらいましょう。
どんなにおかしなコーディネートだとしても、ママは尊重すべきです。
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シンガポール在住、四児の母。
子どもが通う幼稚園は、「子どもの行動はお母さんに原因がある」とばっさり切られるところ。
そこでの洗礼と愛で、母としてタフになりました。
子育て系、旅レポートライターとして活動。
子育てアドバイザーとしてお話会などもしています。
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