なかなか眠らない赤ちゃんの寝かしつけ方法!イライラしない子育てのコツ
お子さんをお持ちの方なら、「なかなか寝付いてくれなくてイライラ…」という経験があるのではないでしょうか。
こちらのイライラが伝わり、余計に寝付かなくなってしまうこともあるかもしれません。
早く寝付いてくれれば、溜まった家事を終わらせたり、少しならゆっくりと好きなことをする時間も取れます。何より、赤ちゃんにとって睡眠は成長するためにとても大切なことですから、出来るだけ心地よく眠りにつかせてあげたいと思いますよね。
では、どうしたら心地よく入眠させてあげられるのでしょうか。
大人もそうですが、リラックスした環境というのは本当に気持ちが良いものです。
赤ちゃんが「心地いい」と思えるスキンシップを与えてあげましょう。
おでこを撫でたり、背中をトントンしたりするなど、大好きな家族に触れられていると、赤ちゃんも自然とリラックスして眠気を誘います。ベビーマッサージや、眉間をくるくると撫でられるのが好きな赤ちゃんもいます。
たくさんスキンシップを図って、お子さんの大好きな場所を見つけてあげて下さい。
オルゴールのCDや、月齢の小さな赤ちゃんでしたら胎内音の入ったCDなんかも良いですね。大好きな人が歌ってくれる子守唄も、赤ちゃんは大好きです。
子守唄と言っても、「ね~んね~ん…」のようなものでなくても大丈夫。眠くなってきたかなと思ったら、少しトーンを落として囁くように歌うと入眠しやすいようです。
赤ちゃんに「あぁ今から眠るんだな」と認識させるため、スイッチを作ってあげるのも効果的です。絵本を一冊読む、大好きなぬいぐるみと一緒に布団に入る、ベビーマッサージをするなど、毎日就寝前に同じアクションを行うことで、赤ちゃんの身体に眠りのスイッチが入り入眠しやすくなります。
ただしあまり興奮してしまうと逆に寝付きが悪くなってしまうので、リラックス出来る静の活動の方が良いですね。
寝室の隣でテレビの音が大音量で鳴っていたり、人の大声が聞こえていては当然ながら赤ちゃんも眠れません。赤ちゃんが眠る時には、周りの大人にも静かにしてもらいましょう。
また、成長ホルモンは暗い部屋で眠っている時に分泌されると言われているので、部屋の電気を消し、ベッドライトなどの小さな灯りにして薄暗い状態にしておきます。
どうしても寝付かない時には、赤ちゃんの様子を観察しましょう。
熱はないか、鼻水がつまっていないか、かゆい所はないか、おむつは綺麗か…。
また、暑すぎたり寒すぎたりしても赤ちゃんは眠れません。寒いとついつい厚着をさせたり、毛布や布団をかけすぎたりしてしまいがちですが、赤ちゃんの新陳代謝はとても活発なので大人より1枚少なくが基本です。
手足が冷たくなっていないようなら、大丈夫。服と背中の間に手を入れてみて、汗ばんでいるようなら暑いということです。
赤ちゃんを眠りへ誘う方法をいくつも試したけど、ダメ。
そんな方はもしかして焦りやイライラを赤ちゃんの前で見せてはいませんか?
赤ちゃんは、大人の気持ちを敏感に感じています。
イライラした空気や、嫌そうな雰囲気はすぐに察知し、泣いてしまうこともあるのでイライラは厳禁です。どうしても耐えられなくなった時は、別室へ行き深呼吸などをして気持ちを落ち着けましょう。
そうして少し考えるのです。
今、イライラしているのは本当に赤ちゃんのせいなのかどうか。
仕事で嫌なことがあった、夫婦喧嘩、寝不足、空腹、疲労…さまざまな要因が結びついてイライラを引き起こしているのかもしれません。
もしもイライラの原因が自分のライフスタイルから来るものだとしたら、予め充分な睡眠や食事を摂っておく、リラックスしてから赤ちゃんに会いに行く、家族に家事を手伝って休憩するなどの防止策を行ってください。
「まぁ、ぼちぼち寝てくれ~」くらいの気持ちでいた方が、早く眠りについてくれるかもしれませんね。
本当に子どもたちの入眠スタイルは多種多様です。
大切な眠りを妨げる原因は何なのかを見極め、すぐに対処していくようにしましょう。
ぜひお気に入りの方法を探して、お子さんを心地よい眠りへと導いてあげて下さい。
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