東京都内でクルーズ観光を楽しもう!おすすめの川や橋スポットの紹介
車・バス・電車での東京観光は飽きてしまった、という方は、クルーズをしながら少し非日常を体験してみてはいかがでしょうか。
かつて東京の物流は、船で運ぶ方法が主流でした。そのため、東京には大小様々な運河が張り巡らされ、その名残は現在の東京を流れる川にも現れています。
現在でも船が多く行き来する隅田川や目黒川などの全国的にも有名な川から、地元に根付きひっそりと佇む川まで、東京には想像以上に多種多様な川が流れています。
たとえば、横十間川、垳川、日本橋川、小名木川など、皆さまご存知でしょうか。
こういった小さな川は通常大型船は入ることが出来ませんが、屋形船や小型船を持つ船会社では、定期便や観光客向けのガイド付クルーズを運行しているところが多く、格安で船に乗ることができるのです!
クルーズと聞くと、高そうと思われがちですが、ガイド付のものでも数千円で、60分~90分の優雅な時間を楽しむことができます。
また、隅田川を運行している定期便では、数百円で乗船することも可能です。
いつもは電車で移動するところを、気分を変えて船で移動してみるのもおすすめですよ!
まずは、都内で定期便や観光船を運航している船会社を探してみてください。
「東京 クルーズ」などの検索でかなり出てきます。
さらに、フェイスブックやツイッターのアカウントを持っているようでしたら、そちらも定期的にチェックしてみてください!直前の船代の値下げ情報や、限定クルーズの情報も度々更新されており、お得に乗船することができます。
旅行会社で、クルーズと食事がセットになったプランも最近は多いようです。
少し割高になってしまいますが、ガイドさんが付いているため、個人手配でで船に乗るよりも+αの情報はかなり得られます!
見落としがちな歴史の名残がある橋やスポットも網羅できるので、まずはここからスタートしてもいいかもしれません。
東京の運河の多くは江戸時代に栄えたため、川の周辺や橋には当時の面影が色濃く残っています。
また、地上からみる東京の景色とは違い、水上からしか見ることのできない東京の街並みや、江戸の歴史の名残などに触れることができます。
たとえば、神田川からは国鉄時代の旧万世橋駅の遺構を見ることができます。
東京スカイツリーやレインボーブリッジなど、新しい建造物も見てみましょう。船で間近に見ることにより、その大きさ、美しさを実感できますよ。
なかなか船で入ることのできない北十間川はスカイツリーの真下を通っている川で、船が進むにつれてスカイツリー迫ってきます。
圧巻ですよ!
隅田川は、北区で荒川から分岐して東京湾に注ぐ、全長23.5kmの一級河川です。
向島・浅草・浅草橋・両国・人形町・深川・築地・月島・佃などの江戸下町を流れ、歴史ある情緒を感じることができます。
隅田川のクルーズをおすすめする一番の理由が、「橋」です。
有名なところでは、清洲橋・吾妻橋・駒形橋・蔵前橋・両国橋・永代橋などです。
それぞれが特徴ある形や色をしており、さらにその土地に根付いた名前が付けてあるので、これを見ているだけで飽きないでしょう。
ちなみに筆者が一番好きなのは、浅草付近にある吾妻橋(あづまばし)です。
朱色の吾妻橋をバックに、左手には東京スカイツリーと金色のアサヒビール本社、右手には浅草の下町の風景をみることができる最高のスポットです。
それぞれの橋は夜にはライトアップもされるので、ナイトクルーズも是非体験してみてください。
神田川は、東京都の雑踏を縫うようにして流れる全長25.48kmの一級河川です。
秋葉原や万世橋など東京都の中心を通る神田川ですが、船からの景色は意外と緑豊かで、まさに東京の秘境といえるかもしれません。
生活物資や建築資材を運ぶために整備し、さらに江戸城の濠を作るために形成された水路であったため、周辺にはその歴史の名残が数々残っています。
江戸の歴史を、神田川で再発見してはいかがでしょうか。
御茶ノ水駅の近くにある、アーチ型をした聖橋も人気の観光スポットです。
この橋は、船から見上げた際、最も美しく見えるようデザインされた橋ですので、神田川のクルーズの際は必見です。
ご紹介した川以外にも、都内には多くの川が流れています。
歴史に触れたい、自然を体感したい、あの建物を船から見てみたいなど、目的によって楽しめる川は違ってきます。
ありきたりな都内観光から一歩踏み込んで、水上から東京の街を観光してみてはいかがでしょうか?
お気に入りの川が見つかるかもしれません。
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