信頼出来る病院(内科・小児科クリニック)の選び方 いい開業医と医者の見極めポイント5つ
発熱、腹痛、頭痛に咳。
病院の中で一番利用する機会が多いのは、小児科や内科ではないでしょうか。
総合病院はたくさん待つし遠い…そんな時には近所のクリニックを受診する方も多いはずです。
でもここのクリニック、本当に大丈夫?
今回は、信頼出来る内科・小児科の開業医を選ぶポイントを幾つか伝授します。
前述の通り、皆さんが一番受診する確率が高いのが内科や小児科です。
クリニックを開業する際に、その診療科の専門医である必要性は薄い、ということを覚えておいて下さい。
耳鼻科や眼科の専門医が一緒に内科も開業するなどのケースも多く、その場合は臨床経験が浅いこともしばしば。
内科・小児科の専門クリニックを選ぶようにしましょう。
とくに小児科については、内科と併設しているクリニックでも避けた方が良いです。
大人と子供では症状の出方が違う場合があり、結果、重症化の兆候を見落とす場合もあるためです。
診察の時、カルテやパソコンから視線は動かず…なんてお医者様、遭遇したことはありませんか?
目は口ほどに物を言うと言います。
患者からの申告を耳で聞くだけではなく、視線や顔色からも体調を読み取ろうとするお医者様は、取得出来る情報量も多く、結果的に診断の精度も信頼出来るものとなるでしょう。
以前、高熱を出した時に急いで受診した内科での出来事です。
担当医師が、熱が出たタイミングだけを聞いた直後に診察を中断し「熱が出たばかりだと何もわからない」とだけ言って打ち切られてしまった事がありました。
呼吸音や心音、腸の動きから、喉の状態から、風邪以外の症状を見つけることが出来ることがあります。
対処が早いほど回復も早いものなので、感染症の試験薬等が判断できる時間ではないからと聴診すらしない医院は、言語道断と言って過言ではないでしょう。
しっかりと、丁寧に診察をすることにより患者の安心感にも格段の違いが出るでしょう。
よく、患者の話が終わるのを待たずに畳み掛けるように説明をするお医者様がいらっしゃいます。
重要な症状を聞き逃してしまい、結果誤診につながることも否定できません。
いつから、どのような症状が出て、現在はどうなのか。
説明に慣れてない患者さんも多いはずです。
最後まで話を聞いてくれることにより、患者の心も安定し、信頼につながるでしょう。
病気の説明や薬の説明など、素人には専門用語が多すぎて分かりづらいのが診断結果の説明です。
また、処方されるお薬も用法・用量は様々です。
分かりやすい言葉を選び、患者が理解するまで説明をしてくれるお医者様は、自身の理解も深く信頼に値する人物と言えるでしょう。
診察室に名前を呼ばれ、入るとそこにはマスクをした鋭い目つきのお医者様。
緊張して話すべき内容が飛んでしまった!とならないために、何に気をつければ良いのでしょうか。
私からのオススメは、時系列にそって簡潔にメモをまとめてくることです。
そのメモを直接見てもらっても構いません。
とにかく端的に、症状を漏らさず伝えることがポイントです。
ぜひ一度、頭を整理するためにペンを取ってくださいね。
お医者様も一人の人間ですから、綿密なコミュニケーションで信頼関係を築かなければなりません。
症状の改善だけではなく、少しの不安や疑問も取り除く事のできる努力をしているお医者様がいる医院は、信頼のできる病院といえるでしょう。
設備や小奇麗さだけではなく、医師の人柄が「良い医院・悪い医院」を決めるポイントとなります。
|
|
|
|