強烈なイライラが止まらないのは病気?感情の爆発を抑える原因別対処法4つ
理由もなくイライラしてしまうのは、病気のせいかも?イライラ感から解放されるための対処法を、考えられる病ごとに紹介。
最近、理由もなくイライラする事が増えていませんか?
人間には感情があるので、安心感や喜びなどのプラスの感情もあるのですが、怒りや悲しみの様なマイナスの感情が動く事もあります。
イライラと落ち着かなかったり、苛立ちから怒りに繋がってしまう事もあるのです。
何かがきっかけとなって一時的に苛立ってしまった時は、早くそのイライラを沈めたいと気持ちを切り替えてみたり、原因を対処してみたりもできます。
しかし、一時的なものではなく、イライラの原因は病気だったという事もあるのです。
最近、CMでも「月経前症候群(PMS)」という言葉をよく聞くようになりました。
ホルモンの変化こそが、イライラの症状になるのです。
毎月の生理が始まる1~2週間前から症状で現れ、生理が始まるとだんだんと無くなっていきます。
この生理前のイライラを仕方がないと諦めてしまいがちですが、一緒に過ごす家族や友人にイライラをぶつけてしまう事に、苦しんでしまうことがあります。
訳の分からないイライラに苦しくてどうしようもなくなる前に、婦人科を受診してみるのをお勧めします。
婦人科の受診には勇気がいるという女性は多いのですが、ピルや生活習慣の指導でかなり軽減する人も少なくありません。
同じ様に苦しみ、相談しに来ている患者は自分だけではなく、むしろ生理が始まっている女性共通の悩みなのです。
毎月必ずあるものだと受け入れ、どうすれば緩和できるか、また周囲に迷惑を掛けないようにするかなどに意識をシフトしましょう。
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人間には交感神経と副交感神経という自律神経があるのですが、ストレスや他の何らかの病気によって、自律神経のバランスが崩れてしまうことがあります。
活動時とリラックス時に働く、それぞれ優位に立つ神経のバランスが崩れる事で、イライラや頭痛やめまい、生理不順、その他様々な症状を引き起こします。
漢方や薬の処方を受けたり、自身の生活習慣を整えていくのも一つの近道です。
食生活と運動も深く関係しますので、日常生活を整えて改善するか見てみましょう。
また、リラックスして眠る事で、副交感神経が正常に働き出すので自律神経が整い、日常的なイライラ感が解放されます。
うつ病は「心の風邪」と言われる程に、誰でもかかる可能性のある病気です。
よくわからないけど憂鬱になってふさぎ込んでしまう病気と思われがちですが、実はそれだけでなく、イライラとした感情が、うつ病の症状の一つだったりもします。
八つ当たりや感情のセーブが出来ずに爆発し、そのことでまた気分が落ち込んでしまったり、他者との接触が薄れて行く危険性もあります。
心身の休養が一番大切なのですが、それでも仕事などで完全な休養が取りにくい事も多いと思います。
精神科に行くのは躊躇するかもしれませんので、まずはかかりつけの内科医に相談してみるのもいいと思います。
心療内科という名前もあるほど、精神と内科は深く関係しています。
内科医でも医師によっては漢方が得意な方もいるので、漢方の服用だけで随分と楽になる場合もあります。
他にも、適切な医院やカウンセラーを紹介してくれるかもしれません。
医師だけでなく身近に現状を理解して貰い、相談出来る人がいるならば、胸の内を言葉に出してしまうだけでも改善されることもあります。
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40代~50代の女性で、訳もなくイライラしたり気分の落ち込みを感じるほか、むくみやほてり、動悸など肉体的な異常を感じるようであれば、 更年期障害の可能性があります。
足りなくなった女性ホルモンを補う、大豆イソフラボンを含む食事を意識して取る必要があります。
サプリメントよりは豆乳、納豆、お豆腐などで自然に摂取した方が、過剰摂取も防げますし、健康的な食生活で他の病気も防ぐことができます。
更年期障害は特別な病気ではなく、その年代になれば誰にでも訪れる可能性があります。
ホルモン治療よりリスクのない、身体に優しい漢方薬を専門家に処方して貰うのも効果的です。
誰しもイライラせずに、毎日を気持ちよく過ごしたいものです。
少しずつでも解決していくカギは、イライラしてしまう自分を責めたり、苦しいのに一人で我慢したりせずに、まずは受診してみるのが良いかもしれませんね。
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