クラミジアは「目」にも感染する!クラミジア結膜炎の原因・症状・治療・予防方法 (1/2)
「クラミジア=性病」というイメージがありますが、クラミジアは下半身だけでなく、眼にも感染して結膜炎の原因にもなります。成人型封入体結膜炎の、症状・治療・予防方法を解説。
こんにちは、眼科検査技師の中根千恵です。
「クラミジア」と聞くと性病を思い浮かべる方が多いでしょうが、眼に感染すると重篤な症状の結膜炎になります。
大きく分けると、次の2つに分類されます。
出産時の産道感染により発症します。
成人型封入体結膜炎
性行為により感染します。
今回は、この「成人型封入体結膜炎」について解説します。
ウイルスと同じく微生物であり、他者へ感染します。
特に身体が弱って免疫力が低下している場合などは、感染の危険が高まります。
なお、クラミジアは、その増殖感染の仕方が変わっていることが知られています。
増えて行く過程で2つの形を持っており、ヒトの細胞に入り込む形態と、その中で増殖する形態の様式が違っているのです。
それがEB(基本小体)と、RB(網様体)です。
分裂増殖を行わない基本小身体。
ヒトの細胞に感染するための形態です。
分裂増殖する網様体。
感染後、分裂して数を増やすための形態です。
潜伏期間は、約3日~1週間程度です。
症状は、「流行性角結膜炎」(アデノウイルスによる結膜炎)とよく似ています。
- 酷い充血
- 目が開かないほどのメヤニ
- 涙目
- 耳前リンパ節の腫れ
放置すると黒目に偽膜が張り、重篤な後遺症を起こす可能性もあります。
気になる症状があれば、早めに専門医の診察を受けましょう。
増殖型のRB型には、感染力はありません。
クラミジアはEB型で体内に侵入した後で、RB型に変換・増殖します。
そのため、RB型の増殖を抑制する点眼薬等で治療します。
細胞周期である8週間が、薬投与の目処になります。
抗原検査を行い「陰性化」が確認されたら、治療は終了です。
それまでは自己判断で治療の中断はせず、必ず医師の指示を守りましょう。
クラミジアは基本的に「性行為」により感染します。
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