花粉症で目が痒い人へ。点眼薬は「症状が出る前」から差さないと効果半減!
「急に花粉症になった」ではなく、体調や環境の変化で蓄積されていたアレルギー症状が出ただけです。花粉症対策は症状が出る前からのケアが大切です。
こんにちは、眼科検査技師の中根 千恵です。
春の到来と共に、多くの人を悩ませる花粉症。
ご存知の通り、花粉症は「アレルギー」です。
それでは、ご自分に何のアレルギーがあるかを知っていますか?
一口に「花粉症」と言っても「杉」「檜(ひのき)」「イネ科」「ブタ草」など、色々な種類の花粉があります。
まずは、自分が何のアレルギーに反応するかを正しく知る事が大切です。
内科や皮膚科などで、採血検査を行うと何のアレルギー持ちなのか簡単に調べることが出できます。
是非1度、採血検査をしてみて下さい。
何のアレルギーかを知れば、アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす要因)に近付かないという予防策も取れます。
杉花粉が原因だと思っていたら、原因は檜だったという方もいます。
檜花粉は、杉花粉の飛散後に始まり、杉花粉が落ち着く時期でも、檜の花粉は街中に飛び散り続けています。
何花粉でもアレルギー症状は辛いものです。
アレルギーの症状、今年こそ発生する?
アレルギーは、その時期の体調によって症状が発生する場合が多々あります。
今迄、花粉症になっていなかったのに「今年から急に花粉症になった」という方がいます。
それは、元から体内に存在していたアレルギー体質の因子が、運良く症状として出ていなかったということ。
逆に「毎年この時期は、凄い花粉症に苦しんでたけど、今年は少しマシな気がする」という方は、体調が良好か運良くアレルゲンと接触する機会が少ないのかもしれません。
アレルギーは油断大敵!
いずれにしても、アレルギー体質である事は変わらない事実ですので、油断大敵です。
特に身体が疲れていたりすると、体内の抵抗力が弱まってアレルギー症状を引き起こすケースがあります。
まだ症状が出ていない方も、既に症状に苦しんでる方にも、花粉症に役立つ対処法をご紹介しましょう。
アレルギーの薬は、症状が出る前から使用するのが基本。
なぜなら、抗アレルギー点眼薬には即効性がなく、継続使用することで効力を発揮するからです。
花粉が飛ぶ前から、薬を使用!
よって、花粉飛散が予想される時期の最低1週間前には、全く症状がなくても抗アレルギー点眼薬を開始します。
そして、花粉症の時期が終わるまでは、症状の有無に関わらず毎日点眼薬を使用して下さい。
その際は、使用上の注意を正しく守りましょう。
市販薬でも一定の効果はありますが、医療機関で処方される点眼薬の方が効果が高くなります。
また、初診料や薬代、再診料等を払う方が、市販の抗アレルギー点眼薬がなくなる度に買い続けるよりは、経済的にも安く済みます。
花粉時期は、点眼薬が1本で済むことはありません。
最低でも、3〜4本が必要です。
「症状がないから平気」という自己判断で点眼薬を中止すると、あっという間に花粉症状が出ます。
症状が出る前から花粉症時期が終わるまで、抗アレルギー点眼薬を続ける事が「花粉症にならない(症状が出ない)」コツです。
春の屋外は、様々な花粉が飛び散っているので、アレルゲンを完全に避けるのは難しいでしょう。
事前の対策を取ることが、花粉症の症状予防や軽減には非常に大切です。
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