抗花粉症レシピ「ポテトサラダ」の作り方!花粉症は食事で和らげる

花粉症の症状を和らげる花粉症対策レシピ「ポテトサラダ」の作り方。抗ヒスタミン効果のある食材を使っている上、栄養豊富な食事メニューです。

執筆者: 佐々智雄 職業:野菜ソムリエ/アスリートフードマイスター
食事で花粉症の症状を和らげよう!

こんにちは、アスリートフードマイスターの佐々智雄です。

 

競技によっては、春先に本格的な試合シーズンが始まってくるものもあると思います。
花粉症で競技に集中できないようでは、困ってしまいますね。

 

もちろん、対処療法として薬で押さえるという手段もありますが、症状を和らげるために食事を工夫してみましょう。

 

「ヒスタミン」の分泌を抑えるのがポイント

花粉症は、他のアレルギーと同じように、体に侵入してこようとする異物を排除しようと「ヒスタミン」が過剰に分泌されることにより症状として現れます。


ですので、ヒスタミンの量を調整してくれたり、炎症を抑えてくれたりする成分を摂ることで、症状を緩和することができます。

 

今回は、その観点で食材を選び、一工夫したポテトサラダをご紹介します。

 

花粉症に効くポテトサラダレシピ

材料(2人分)
  • じゃがいも(大) 2コ
  • 紫たまねぎ 6分の1
  • 豆乳ヨ-グルト 大さじ4
  • 練りごま 大さじ1
  • エゴマ油 小さじ2
  • メープルシロップ 小さじ1
  • 塩コショウ 適量

 

 

紫玉ねぎが手に入らなければ、普通の玉ねぎでももちろん良いのですが、黄色いじゃがいもに紫色を添えると、色合わせが良く綺麗です。

 

作り方

1.じゃがいもはよく洗い、皮ごと蒸し器で蒸します。
中心部にも串がスッと通るくらいまでしっかり蒸します。


2. 大葉はみじん切り、紫玉ねぎは繊維に平行にできるだけ細切りにします。


3. 練りごま、豆乳ヨーグルト、エゴマ油、シロップをよく混ぜます。


4. じゃがいもは、まだ温かいうちに皮をむき、よく潰しておきます。

潰し加減は、お好みでOKです。


5. じゃがいもに 3. を混ぜ合わせ、大葉と、手で軽く握りつぶした玉ねぎを入れて混ぜ合わせます。

 

紫たまねぎは表面が少し固いので、軽く潰して繊維を壊してから混ぜてあげると、食べやすくなります。

 

6. 塩コショウで味を調整します。

 

栄養面からみたレシピのポイント
じゃがいもは、茹でるより蒸して使う

ビタミンCを多く含むじゃがいもは、「美味しさ」も「栄養」も残るよう、茹でるよりも「蒸して」使いましょう。

ポテトサラダやコロッケを作る際は、蒸すのがベストです。


じゃがいも自体の食味が美味しさにかなり影響するので、是非お気に入りのものを見つけてください。
手に入りやすいものとしては、「北あかり」などの品種がお勧めです。

 

ビタミンCとEは、セット使いでより効果的に

抗酸化作用のある食材で、細胞の老化を防ぎ、免疫力を高めます。
じゃがいもにはビタミンC、ゴマにはビタミンEが豊富です。


ビタミンCとビタミンEを組み合わせることで、お互いに助け合って、より抗酸化力を高めてくれます。

マヨネーズの代用は、豆乳ヨーグルトや、エゴマ油を

マヨネーズは使わず、炎症抑制効果のあるαリノレン酸を多く含む「エゴマ油」、ヒスタミンを抑える乳酸菌を含む「豆乳ヨーグルト」、少し味を調整するために「メープルシロップ」を使います。


ケセルチンやアントシアニンなどのポリフェノールを含む「紫たまねぎ」や、「大葉」などにも、ヒスタミンの量を調整する効果があると言われています。

 

ひとつの食材に固執しない

ひとつの食材でなく、たくさんの食材をバランスよく使っていくことで、より効果的にしていきましょう。

 

おわりに
花粉症は治らない?

筆者も数年前までは症状の重い花粉症でしたが、外食中心の生活から内食によって食生活の改善し、ほとんど症状が消えました。


一昔前には「発症したら一生治らない」などの話をよく聞きましたが、そんなことはなく、症状は和らげることができます。

 

バランスの良い食事をとることが大事です。

免疫力を高めたり、腸内環境を整えたりすることにより、根本的にアレルギー体質を改善していくことが出来れば良いですね。

 
 

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