マスクの中の息が”超”臭い!原因は「口臭」?マスクのイヤ~な匂いを防ぐ、7つの消臭対策方法

執筆者: 高野絵梨香
マスクをした時に感じる匂いって?

風邪対策や花粉症などで、マスクはもはや必需品。

しかしマスクをしてしばらくすると、あの独特な匂いに悩まされてしまう方も少なくないかと思います。

 

薬のような匂い、唾液の匂い…とにかく不快なあの匂いの正体と、その対処法をまとめてみました。

 

 

マスクの匂いの正体とは
可能性1 唾液

咳やくしゃみでマスク内に飛び散った唾液の臭いが、気化して嫌な臭いを放っている可能性があります。

 

健康な人でも、例えば手の甲などを少し舐めて臭いを嗅ぐと、似たような臭いになります。

咳やくしゃみを連発している場合は、ある程度仕方がないとも言えますので、臭いが気になったらマスクを取り替えるのがよいでしょう。

 

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可能性2 口臭

歯磨き不足や舌苔、歯周病、虫歯、胃腸の病気などがあると、マスクをしていなくても口臭が発生してしまいます。

 

その状態でマスクをすると、当然自分の呼吸が充満し、臭いを感じてしまいやすくなります。

 

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可能性3 細菌やウイルス

風邪などで咳やくしゃみをし、そのウイルスなどがマスク内部に付着して臭いを発している可能性があります。

付着している菌の量が増えると、臭いは増える一方です。

 

マスクの臭い対策
100均のマスクは避けよう

使い捨てのマスクは大量消費するため、出来るだけコストを下げたいもの。

しかし安いマスクは消毒液の匂いを感じさせやすく、またへたりやすく、臭いを吸収しやすくなっています。

 

口呼吸はNG

まず口呼吸をしている場合は、臭い以前に様々な問題が出てくるので、鼻炎などの症状が無い場合はただちに鼻呼吸へと切り替えましょう。

 

口呼吸になっているため口臭が発生している可能性もあり、これだけでだいぶ臭いは緩和される筈です。

 

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食事後はうがい・歯磨きを

食べ物のカスなどが付着していると、やはり口臭が発生しやすくなります。

食事後は毎回歯磨きをする、難しい場合はデンタルリンスなどでうがいを行うだけで、だいぶ違います。

 

また、歯並びが悪い人や親知らずがある人は、デンタルフロスやタフトブラシでの歯磨きが実は必須。

これをしていないと高確率で口臭の原因となります。

 

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マスクはこまめに取り替える

勿体ないかもしれませんが、臭いの発生しているマスクはそれだけ菌も付着しているということ。

国立感染症研究所 感染症情報センターによると、マスクの交換タイミングは「一旦顔から外したら」とのことです。

 

また、長時間外さなかった場合は、マスクが湿ってきたと感じた時が、取り替えのサインということです。

 

ガーゼなどを折り畳み、マスク内に入れる

マスクの中にガーゼを折り畳み、マスク内に入れておくことで、ガーゼを取り換えれば臭いもリセット出来ます。

ティッシュだと呼吸のたびにひっついてくるので、医療用ガーゼがお勧めです。

 

舌苔を取る

どちらかといえば口臭対策なのですが、舌苔があると口臭の大きな原因となります。
歯磨き後、舌ブラシで舌の汚れを取り除いてあげると、かなりの臭い対策になります。

 

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マスクにアロマを1滴 

マスクや、中に入れているガーゼにアロマ精油を数滴垂らすか、アロマスプレーを吹きかけましょう。

香りのついたボディミストでもOKです。

 

 

おわりに

臭いが気になるからといってマスクを鼻からずらしてしまうと、鼻からウイルスやアレルギー物質が入り込んでしまうため、マスクの意味がありません。

 

臭い対策を行った上で、マスクは正しく装着するようにしましょう。

 
 

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