美味しいインスタントコーヒーの作り方レシピ!少しの手間で味が劇的に変わる入れ方
新入社員や総務でなくても、インスタントコーヒーを淹れる場面というものは意外とあります。
おうちで自分で淹れる際も、インスタントとはいえどうせなら美味しく頂きたいですよね。
今回は、お手軽なインスタントコーヒーの味を格段にアップさせる淹れ方をご紹介したいと思います。
紅茶では必須の工程ですが、珈琲でも同じようにしましょう。
温めたお湯の中にカップを入れてもいいですし、レンジでチンをしても構いません(耐熱かどうか確認してからにして下さい)。
耐熱カップでない場合は、熱々のお湯を一旦カップへ注いでしばらく置いて下さい。熱がカップまで伝わり、暖かくなります。
電子レンジを使った後、中にカップを入れて置いておくのも良いでしょう。
インスタントは「粉」ではなく「少し大きめの粒状」のものを選びましょう。
フライパンに移し、軽く炒めます。放置しておくとくっついたり溶けたりしますので、ササッと炒めるようにして下さい。
全体が黒くなってきたら、火を止めます。
カップにインスタントの粒を入れ、いきなりお湯を注がないで下さい。
まずはスプーン1杯程度のお湯を入れ、練って下さい。
粉っぽさや薄さがなくなり、インスタント特有の味が消えます。
もし時間に余裕があるようなら、ラップをして一日冷蔵庫へ。味に深みが出ますよ。
ちなみにココアも初めは少量のお湯で練ると濃厚さが際立ちます。
1杯のスプーン量のお湯を入れて練った後も、いきなりお湯を注ぐのではなく2,3回に分けて入れましょう。そして都度かき混ぜて下さい。
お湯を一気に注ぐと味や香りの成分が壊れてしまい、風味豊かになりません。
お湯を注いだ後、電子レンジへ入れてチンをしてみて下さい。
インスタントの味がまろやかになります。
さらに本格的に味を立たせたい場合は、鍋で煮立たせる方法があります。
本格派向け。おうちカフェなどをやる時や、お家にお客様が来た時にやると良いでしょう。
ぐつぐつと泡が出てきたら、火を止めてください。
沸騰しすぎると味を損ねますので注意をして下さい。
ちなみに珈琲に合う温度は約90度と言われており、高温過ぎると酸味が出たり、低温過ぎると渋くなったりするそうです。
裏技ですが、お湯の代わりに麦茶で淹れると濃さが増します。
まるで炭焼きのような香ばしさが漂い、本格的な珈琲に変身します。
お水の場合は素材の味を引き立てる軟水を使いましょう。
日本の水道水はほとんど軟水ですので、美味しくしたいと硬水のミネラルウォーターを使わないようにしましょう。
液体でも粉末でも、ミルクや砂糖は必ずお湯を注いでから入れましょう。
特にミルクは冷たいままいきなり注ぐとコーヒーの温度を下げてしまいますし、コーヒーの酸とミルクの蛋白質が結合して、固まってしまうので美味しさが損なわれます。
また、白いお砂糖ではなく茶色い三温糖を入れると、健康的ですしカラメル系の味も混ざり美味しく感じられます。
スタバのようにはちみつを入れる、黒糖を混ぜるなども個性的な味になりますよ。
練乳を淹れるとベトナムコーヒーに早変わりです。
せっかく淹れるなら美味しい珈琲で味わいたいものです。
少しの手間を掛けてぐっと風味豊かな味に近づけるのですから、無機質にお湯を注がず上記の方法をぜひお試しください。
カフェインの効果がなくても、美味しくて頭がスッキリしてくる筈ですよ。
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