一人暮らしでも簡単なお鍋レシピ!昆布出汁を使った、ヘルシー鍋料理の作り方

執筆者: 岩佐 優 職業:昆布料理研究家
はじめに

こんにちは、昆布料理研究家 2014年度の昆布大使、岩佐優です。

11月15日は「昆布の日」なのです。

そこで今日は、冬の昆布鍋料理をお教え致します。

 

多忙時もささっと作れるきのこ昆布だし鍋
材料 二人前
  • しめじ     60g
  • エリンギ(小) 2本 40g位
  • えのき茸      60g
  • 昆布水     360ml
  • 白だし     40ml
  • 溶き卵     1個分
  • 細葱      適量 

 

作り方

1.

エリンギは縦3mm幅に切る。
しめじは根元を切り、小房に分ける。
えのき茸は根元を切り、半分の長さに切ってほぐす。

 

2.

鍋に昆布水360m、白だし40mlを入れ、煮立ったら、①のエリンギ・しめじ・えのきだけを加えて煮る。 

 

3.

火が通ったら溶き卵を回し入れ、フワッと浮いてきたらお箸でさっと混ぜ、火を止める。 

 

4.

器に盛り、あさつきを散らす。

 

 

湯豆腐感覚の「白身魚の小鍋仕立て」

次は、昆布仕立ての湯豆腐感覚で食べれる「白身魚の小鍋仕立て」です。

 

材料 一人前
  • 昆布 (昆布締めに使った物)1枚
  • 生の鱈(昆布締め)     1切れ
  • 生姜(薄切り)       2~3枚
  • 絹ごし豆腐         1/2丁
  • しめじ           1/2パック
  • えのき茸          1/4袋
  • せり            1/2把
  • ポン酢醤油         適量
  • 七味とうがらし         適量
  • 細ねぎ (小口切りにする)   適量
  • 酒             適量 

 

作り方

1.

生の鱈は半分に切る。

 

2.

豆腐は半分に切り、しめじは石づきを除いて小房に分け、 えのき茸は根元を落としてほぐす。

せりは食べやすい長さに切る。

 

3.

小鍋に昆布と生姜を入れて、鍋の八分目まで水を加え、 酒大さじ2を加え、弱めの中火にかける。 

 

4.

沸騰したら、昆布を除いてアクを取り、弱火にして豆腐と白身魚を加える。

 

5.

再びフツフツとしてきたら、さらに火を弱めてアクを取り、しめじ、えのき茸、せりを加え、サッと火を通す。 

 

6.

ポン酢しょうゆ、七味とうがらし、細ねぎを添える。

 

※魚の身は昆布で締めているため、崩れずにいただけます。
※昆布水、昆布締めは過去のコラムを参照にして下さい。

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

寒い冬に心と体を温める料理といったら、やっぱりお鍋ですよね。

 

昆布出汁を使った簡単でヘルシーな鍋料理を、ぜひ作って召し上がって下さい。 

 
 コラムニスト情報
岩佐 優
性別:男性  |   職業:昆布料理研究家

昆布料理研究家 岩佐優が目指すのは、
毎日の食卓に昆布料理物語を!
料理家が提案する昆布ライフ!
できるだけ始末して、料理して、
おいしくご飯を食べたいと願う全国の方々に
昆布料理の本物の料理、始末した昆布料理の真髄を提供することです。

安心して召し上がれる食材を選び、旬のものをこの今に味わい、
春夏秋冬ならではの料理を私が作っています。
昆布料理  うさぎや
HP http://kyoutousagiya.jimdo.com/