簡単激ウマ!京野菜「京こかぶ」と手羽先の生姜鍋レシピ
はじめに
こんにちは、昆布料理研究家の岩佐優です。
冬の京料理にピッタリの野菜とは、何を思い浮かべますか?
これから寒い日が続く、身体の芯から温まりたい。
今回は、そんな日に欠かせない京野菜「京こかぶ」と、美味しい鍋レシピをご紹介いたします。
様々な料理に使える「京こかぶ」
寒暖の差が激しい京都京北の地で育った「京こかぶ」は、真っ白い肌、美しい形状に加え、きめ細かで緻密な肉質、繊細な甘味を持った、まさに芸術品です。
「京こかぶ」は、お漬け物やかぶら蒸しをはじめとした京料理に欠かせない食材です。
また、小ぶりなので丸ごと使え、煮炊きやお漬け物はもちろんのこと、サラダでの生食等、手軽に幅広く利用出来ます。
さらに、炒めものなど、和洋を問わず様々な料理に応用出来ます。
葉の部分も美味しく食べることが出来るので、葉を細かく刻んでスープやふりかけなどでも応用出来ます。
京こかぶの効能
根の部分には、主にビタミンCやカリウムが含まれています。
葉の部分にはビタミンB1やB2、カロテン、カルシウムなどが多く含まれています。
根も葉も食べて、栄養価をアップしましょう。
寒い季節ですと、「京こかぶ」を使った鍋料理は如何でしょうか?
もちろん、一般の蕪でOKです。
京こかぶとかしわの生姜煮のレシピ(2人前)
材料
- 京こかぶ :1個
- 鶏手羽 :3~4本
- しょうが :適量
材料2(調味料)
- 昆布水 :カップ3
- 濃口しょうゆ :大さじ1.5
- 薄口しょうゆ :大さじ1
- みりん又はお砂糖:大さじ1
作り方
1.
かぶは茎を取って薄く皮を剥き、拍子木切りに切っておく(一口大でも乱切りでもOK)。
2.
お鍋を熱し、油を少々引いて鶏手羽に軽く焼き目をつける(皮の部分から焼いて下さい)。

3.
焼き目がついたら、お鍋に生姜と材料2を入れ、弱火で10分ほど煮る。
4.
鶏手羽に火が通ったら、京こかぶを入れて5分ほど煮る。
5.
京こかぶに火が通ったら出来上がり。
京こかぶは、あまり煮過ぎないことがポイントです。
がんもなどを入れると、なお美味しいですよ。
がんもなどを入れると、なお美味しいですよ。
生姜が入っているので、身体の芯からホカホカになります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
美味しくて、身体も温まり、そして栄養満点の京こかぶ料理をぜひ召し上がって下さい。
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