料理用タコ糸と百均のビンで作る簡単インテリア雑貨 -無料編み図と小物アレンジ例-
今回ご紹介するのは、料理用タコ糸を使って編むビンカバーです。
料理用タコ糸は、スーパーやホームセンター、百均などで簡単に手に入れることができ、他の綿100%の手芸用糸に比べると非常に丈夫です。
タコ糸は、こういった重いものを入れるカバーを編むのにとても適しています。
今回は初心者用として、サイズが小さめの基本的な編み方でとても簡単に作ることができます。
サイズ変更の方法なども説明していますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
今回使用した材料は以下の通りです。
- 太さ約1㎜のタコ糸(左端のタコ糸)
- 底が丸いビン(底の直径約5㎝)
- かぎ針 6/0号
ビンは、奥の透明のものはダイソーで、手前の茶色い薬瓶はセリアで購入しました。
セリアはダイソーよりもちょっぴりカントリー風の素材が売られている100円ショップです。
タコ糸は、近所のスーパーで料理用として売られていたものです。
左側が太さ約1㎜、右側は太さの記載がないですが、左に比べだいぶ細くなっています。
- わの作り目をし、鎖編み1目で立ち上がり、細編みを6目編みます。
- 1段毎に6目増やしながら、底を5段編みます。
- 側面を模様編みA・B・Cで編み、細編みで縁編みを1段編み、糸始末します。
- 紐を編み、お好みの位置に縫い付けます。
紐は鎖編みをしたのち、鎖の裏山を拾いながら引き抜き編みをして、編み始めまで戻ります。
牛乳瓶のような形のビンを使ったこのタイプは、そのまま使用しても構いませんし、綺麗な石などを入れて飾ったり、ふたをとって1輪挿しとして使ったりすることができます。
また実用的な例としましては、はさみやペンなどの文房具を入れたり、スティック状の調味料入れとして使ったり、またビンを浅めのものに変えて綿棒入れなどにしたり出来ます。
また、サイズ変更が簡単なので、お手持ちのビンや使い道に合わせて大きさを変えて編むことができます。
まず、ビンはなるべく底が丸に近いもので、太さが均一のものを選んでください。
そして、ビンカバー編み図の通り底を編み始めます。
だいたいビンの底と同じぐらいの大きさになるまで編めたら、実際にビンに合わせてみます。
底にビンを乗せたとき、ほんのちょっと編地がはみ出すぐらいが目安です。
ここまで編めたら、側面に移ります。
側面は、模様編みA・B・Cの3種類で編まれていますが、この辺は自由にアレンジしてみてください。
サイズ変更のポイントは、少しきつめに編むこと。
カバーが大きめでビンが中で動いてしまうと、使い勝手にも影響します。
またカバーにビンがぴったりはまっている方が見た目にもバランスがいいので、ちょっと小さめに編む方がいいでしょう。
それでは、実際にサイズの違うビンカバーの例を見てみましょう。
セリアで買った小さな薬瓶にカバーを編み、ネックレスにしてみました。
とってもカントリーですね。ナチュラルテイストのお洋服になら全般的に似合いそうです。
細めのタコ糸を使い、かぎ針3/0号で、底を3段編み、続けて模様編みAを1段→模様編みBを1段→模様編みCを2段→模様編みBを1段、縁編みを1段編んでいます。
紐は、鎖編みで175目編み、縁編みに縫い付けます。
今回、ビンカバーということで透け感たっぷりの涼しげなデザインにしてみました。
とはいえ、ビンに囚われず、グラスカバーのように使ってもいいし、丸い缶をはめて小物入れのように使ったりしてもいいと思います。
また最後に紹介したネックレスも、紐を短めにして、バッグチャームにしても可愛いかもしれないですね。
お子様がいらっしゃる方は、一緒に編んで夏休みの課題制作として出してみても洒落ています。
ほか、「花を使った雑貨・インテリアコーディネート実例 -花のある豊かな空間作り-」や「かご・バスケットを使ったおしゃれな収納インテリア -籠(カゴ)で魅せるナチュラルコーディネートの実例-」でも、編み容れ物が活躍しそうなインテリア例をご紹介しています。
夏にぴったりの編み小物、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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