花を使った雑貨・インテリアコーディネート実例 -花のある豊かな空間作り-

執筆者: 夢香里
はじめに

この時期、街を歩くと色とりどりの花が目を楽しませてくれます。
花は季節を感じることのできる身近な存在ですね。
そんな花をインテリアにも取り入れて季節感を出したり、テーブルの上やコーナーの演出をしてみませんか?

 

今回は「花」を利用した素敵な空間作りのご紹介をしたいと思います。

空き瓶の利用

花を飾るのに花瓶は不要です。
めったに使わないものを買っておくよりも、身近なもので代用して飾るとハードルが低くなりお手軽です。


例えばこちらはオリーブオイルが入っていた空き瓶です。
背が低いので、花だけ取れてしまった「りんどう」を入れてみました。
瓶の下にはモロッコのプチプラコースターを敷いてアクセントにしました。

 

空き缶や瓶を利用したインテリアは「空き缶・箱をリサイクル!お洒落なインテリア雑貨とコーディネート実例まとめ」や「レトロ&ヴィンテージな雑貨を、インテリアとして取り入れる方法 -古い缶を楽しむ暮らし-」でも紹介されています。


 

100均の一輪挿し

こちらは100均で買った一輪挿しです。一輪挿しだと花をたくさん買わずに済むので経済的です。
紙ナプキンをガラスで出来たグラスに入れて並べておきました。
一輪挿しを単独で置くよりもより華やいで見えます。


 

アンティークを使って

アンティークの入れ物に入れると、それだけで花の表情が変わります。
ワンランク上の飾り方として覚えておきましょう。

 

こちらは昔、フランスで使われていた水筒です。
中には専用のグラスが入っており、籐のふたをして持ち歩いていたようです。
それをキッチンのバーにかけて花を飾って楽しんでいます。
ちょっとした雰囲気のある花入れになりますね。



昭和の初めに使われていたキャニスター
手ぬぐいをテーブルランナーにしてコーディネートしてみました。
コルクのふたもそっと隣に添えてみましょう。


 

 

食器を使って

食器もその形によって様々な花を生けることができます。
「食べ物を入れるものに花を飾るのは抵抗あるわ。」という方もいらっしゃるかもしれません。
水をまめに変えれば汚れませんし、綺麗に洗剤を使って洗えば気にならないのではないでしょうか。
もしも食器棚に眠っている食器があるなら、合うような花を選んで花器として使うのもアイディアですよね。

 


こちらは陶器のビールグラスです。花の色に合わせて選んでみました。
花の色と同色、または相性のいい色の食器を選べばセンス良く生けられます。

 


イッタラティーマボウルもこんな風に花器として使うことができます。
クリスマスならこんな赤のプレートで演出してはいかがでしょうか。

 

 


こちらも北欧の作家もののミルクピッチャーです。
モノトーンには様々な種類の花を入れて飾ると花も引き立ち、モノトーンの器も引き立つ気がします。

日本人の作家さんの酒器には白い花を入れてみました。
クリアーなガラス器に白い花が清楚に見えます。
一枚の布の上を手持ちの小物を使ってコーディネートするのも面白いですよ。
今回はろうそくとキャンドルと花をミックスして飾ってみました。



花が散って落ちてしまっても捨てないでください。
このように少し窪みのあるプレートに浮かべて楽しんでみましょう。

 


トイレなどの生活空間に花を生けるのも気持ちが良いですね。
常に生花があれば清潔感が出て美しいトイレという印象を持たれます。
お客様が突然使われて、例えば少々床が汚れていても目線が花に行けば、印象よく見られるものです。

 

 

おわりに

花は人の視覚で綺麗だと感じ、香りの良いものは臭覚にも良い刺激を与えてくれます。
より豊かな暮らしになったように思えるから不思議ですね。


花のある生活は、何よりも心が豊かになります。
決して花を買わなくても、家の隅に咲いている花を少し手折って飾るだけでも部屋の印象は変わります。
突然の来客で花を買う時間がない時もそうすると素敵ですね。

花は高価ですのでなかなか敷居が高いかもしれませんが、アイディア次第で花のある暮らしを楽しむことができます。
ぜひ皆さんも、部屋の中をもう一度見渡してみてください。
すぐ身近なところに花を飾る機会はあるものです。

 

 

 
 コラムニスト情報
夢香里
性別:女性  |  

はじめまして♪
夢香里(ユカリ)と申します。
インテリア、ファッション大好き主婦としてブログを運営しています。
ブログ情報:「Y's Cafe」→http://palza.rakuten.co.jp/yukariru/

 

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