Flying Tiger Copenhagen、ASOKO、ZARAホーム…。

世の雑貨ブームは収まるところを知らず、ますます雑貨好きの数に拍車が掛かっています。

アメリカン、北欧風、アジアン雑貨、レトロ風と数多くの雑貨が並ぶ中、最近気づいたこととしては「こだわりの商品を提供する企業は、センスのよいパッケージを考える」ということです。

例えば老舗店が出すこだわりのお菓子。
「資生堂パーラー」の定番商品、椿館ビスケットは昭和初期から続くベストセラー商品。さくさくっとした美味しいビスケットは止まらない美味しさです。
缶は白缶（24枚入り）、金缶（48枚入り）の他、ショップ限定缶や期間限定缶なども楽しめます。
おこしは「HIGASHIYA」のもの。
どちらも伊勢丹新宿店地下の売り場で買いましたが、本店はどちらも銀座です。足を運び、お店の雰囲気をたっぷり味わうのもいいですね。
どちらもセンスの良い缶として、人気でお土産として買う人も多いようです。
最近はオンラインショップでも買うこともできます。

食べても美味しく、空き缶も利用できる。
そんなおしゃれなパッケージは街にたくさん溢れています。

こちらはネットショップ「アンジェ」で買ったお菓子たち。
パッケージが可愛い輸入菓子が多いのでよくチェックします。
ベルギーの「ジュールス・デストルーパー　ミニレトロ缶　クッキー」は、常備薬を入れる缶として再利用しています。

病院で貰う薬袋に入れておくより、薬の保管としても缶は適していますし、これなら目に付くところに置いてもさまになります。

次に「スチームクリーム」。
缶デザインは常に何種類もあるけれど、中身はすべて同じもの。つまり選べるパッケージなのです。
同じ中身でもその時の気分で缶を選べますし、プレゼントにするなら相手の方のイメージで選ぶことができます。
全身用保湿クリームなので、男性へのプレゼントとしても使えます。

男性ならオリジナル缶(定番品)のシルバーはいかがでしょうか。
ブラック缶や、セレクトショップとのコラボ缶などを集めて、使い終わったらクリップなどを入れるなどの使い道があります。

好きな缶を使うことでありきたりの日常が少し楽しくなりますし、日常使うものに自分だけの付加価値をつけることができます。
それが雑貨の魅力だと思います。

缶だけでなく素敵な箱に入ったものも多くあります。
こちらは石鹸が入っていた箱。
ベルギーの老舗石鹸ブランド「サボネリーズ」の「ナチュラルモイスチュアライジング ソープ」です。
もちろん石鹸はオーガニック素材にこだわった良質な石鹸で敏感肌の方にも適しているそうです。使い心地もなかなかのもの。
石鹸自体がお洒落なので、バスルームに置くとそれだけでワンランク上の空間づくりができそうです。

勿論、空き箱も捨てるには勿体ないものです。丈夫でお洒落な箱ですから。
例えばこちらには作りかけのビーズを入れています。ビーズの持つイメージともぴったりですよね。

消耗品も買うならパッケージにこだわりたいという人が増えています。
例えば洗剤。
白いパッケージで揃えることで、清潔感と統一感が生まれます。

写真は「ナチュラルパームソープ」という商品名の環境洗剤です。
環境に優しい上、洗濯洗剤ばかりでなく食器洗剤や生活洗剤としても使える便利な洗剤です。
日常、何気に使うものでもパッケージを好みのものに変えるだけでテンションが上がりそうです。
可愛いイラスト付きのパッケージなども、思わず手に取って使いたくなるものです。

このようにパッケージは生活の中に溢れています。
商品を見て何を買おうか迷った時には、外見が好みの「パケ買い」をしてみませんか？

お気に入りのパッケージを生活に取り入れれば、わざわざインテリアを揃えなくても雑貨として十分楽しめるものなのです。
特に海外製のものですと、部屋のディスプレイとして使えるものも沢山あります。

お部屋作りに悩んでいる方は、まずは身の回りのアイテムから自分好みのデザインに変えていき、雑貨ライフを楽しんでみましょう。