粉薬を嫌がって飲み込まない子供(赤ちゃん)の対処法!上手に薬を飲ませる3つの方法
乳幼児の頃は病気にかかりやすいです。
発熱、鼻水、咳、嘔吐、下痢、他にも様々な病気にかかりながら成長していきます。
最近のシロップタイプや粉薬は、子どもが飲みやすいような味に加工されているものが多いです。
しかし、薬を飲むこと自体を嫌がる子、子ども用の薬独特の風味を嫌がって飲まない子が多いようです。
病院で薬を貰うたびに飲みたくない子どもとの戦いが始まり、飲ませる前から疲れてしまうママも多いのではないのでしょうか。
そこで今回は、乳幼児への薬の飲ませ方(粉薬のケース)について紹介したいと思います。
粉薬をスプーンに移し、子どもの口に入れた途端に舌を出されてしまった経験のあるママは多いのではないでしょうか。
そういう場合は、粉薬団子を作って子供の頬の内側につけてしまう方法がお勧めです。
粉薬、小さい器、お水を少量(スポイトがあると尚良い)、子ども用の水
- ママの手を石鹸でよく洗う。(大切です)
- 小さな器に粉薬を全部入れる。
- お水を1滴ずつ(イメージはスポイトの1滴)器に入れ、人差し指等で混ぜる。(一度にたくさん入れるとトロトロになってしまい、お団子が作れないので注意)
- ペースト状になったら、小さな粉薬団子を1つ作る。
- 子どもに「あーん」と声をかけて口を開けさせて、頬の内側か上あごにペトッと素早くつける。
- すぐに子ども用の水を飲ませ、ごっくんさせる。(味を感じる前に飲み込ませることが大事です)
ここでポイントなのが、飲み込んだら大げさにたくさん褒めるということ。
赤ちゃんに自信がつき、回数を重ねるごとに楽に薬を飲めるようになります。
1才を過ぎたあたりから、お母さんの行動をより理解できるようになっていきます。
「お母さんが薬を用意している。今から飲ませられる」と感じられるようになり、薬が嫌いな子なら泣いたり、警戒して逃げ出そうとします。
そこでお勧めなのは、好きなものに混ぜてしまう方法です。
この方法には注意点がありますので、先に挙げておきます。
注意1:ミルクや母乳には混ぜない。
いつもと違う味と分かった赤ちゃんは、飲まなくなってしまいます。
ご飯やうどん等、いつも食べている主食にも混ぜないようにしましょう。
注意2:子どもに混ぜているところを見られないようにする。
隠れて、こっそり混ぜてください。バレてしまったら余計飲まなくなってしまいます。
注意3:薬をあげる直前に混ぜる。
時間が経つと薬の成分が変化する場合もあるので、必ず直前に混ぜましょう。
- 子どもの好きな物に粉薬を混ぜる。
お勧めは、カップのチョコアイス、プリン、コンデンスミルクです。味が濃いものが良いです。
薬との相性があるので(苦味が増したりする種類あり)、食べ物の種類は薬剤師の方に確認してください。 - 子どもに食べさせる。
全部食べたら褒めてあげたいところですが、薬を混ぜたことが分かってしまうと場合によっては食べなくなってしまいます。にっこり微笑む程度にしましょう。
最後に「粉薬をジュースに溶かして、凍らせてしまう」という方法を紹介します。
粉薬をジュースに溶かし、製氷機に入れて凍らせて、それをシャーベット状に少し戻して食べさせます。
お腹の病気(腹痛、下痢、嘔吐等)の子にはお勧めできません。
子どもは冷たい食べ物が好きです。さらに、舌が冷たさでマヒして苦味を感じにくくなるとも言われています。
子どもは病気を繰り返しながら成長します。
小学校に入学する頃になると錠剤を処方して頂ける様になり、薬の苦味を味わうことなく飲めるようになります。
それまでは粉薬と付き合うことになりますので、ちょっとの工夫で暴れられないよう楽をしていきましょう。
|
|
|
|