"頭を下にするポーズ"の効果が凄い!簡単ヨガストレッチのやり方

逆立ちより簡単にできる!「逆転ポーズ」の効果&やり方を紹介。頭を下にすることで、血圧を下げたり、血行を促進したり、頭がスッキリしたりと良いこといっぱい。

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター
逆転ポーズの効果&やり方

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。


普段の生活では、頭を上に・足腰を下にしている時間が圧倒的に多いですね。

高さの関係が変わるのは、せいぜい寝る時くらいでしょう。


ヨガには「逆転ポーズ」と言われる頭を下にするポーズがあり、昔から重宝されてきました。
実は、この逆転ポーズには、意外な効用があったのです。

 

今回は、逆転ポーズの効用と主なポーズをご紹介します。

 

 

逆転ポーズの効果とは?

逆転ポーズを1日2分以上、毎日3ヶ月間続けると、以下の効果が表れるというデータが出ています。

 

血圧・心拍数が落ち着く

頭を下にすることによって、血液が頭へ行きやすくなります。

すると、頸動脈の近くにある血圧をコントロールするセンサーにおいて、血液が多く感知されます。

 

その結果、「血圧が高いから下げよう」とするホルモンが出されるようになるので、血圧や心拍が落ちついてきます。

下腹の血流が良好に!

頭と腰を上下逆さまにすることで、内臓の位置が上下逆転します。

すると、重力によって押しつぶされがちだった下腹の内臓間にすき間・ゆとりが生まれ、血液循環が良くなります。


結果、内臓の働き・代謝が良くなっていきます。

椎間板に栄養が送り届けられる

逆さまになることで、背骨と背骨の間が牽引されてすき間が広くなります。
元々背骨の間には椎間板があって、背骨をしなやかに保っていますが、ここには血管が通っておらず、椎間板に栄養が行きづらいので、運動不足の場合つぶれやすいと言われています。


背骨を逆さまにすると、椎間板の圧力が減って、外から栄養が入りやすくなるため、背骨を元気に保つことができるのです。

脳脊髄液の巡りが良くなる

脳から背骨を通って仙骨までを循環する、人体で一番大切な「脳脊髄液」という液体があります。
その流れが滞りなく流れることは、健康を保つ上で不可欠です。


逆転することで、背骨を引き離し、ゆがみをリセットするので、脳脊髄液の循環もスムーズになります。

 

では、次に主なヨガポーズをご紹介します。

ピラミッドのポーズ
開脚をして立ち、息を吐きながら骨盤から前屈します。

 

頭の力を抜いて、下へぶら下がるようにしてポーズをキープします。

 

深い呼吸を繰り返し、息を吸いながらゆっくり起き上がります。

 

ウサギのポーズ
四つん這いになり、両手の少し前に頭頂部をついて安定させます。

 

その状態で、両手を後ろで組んで腕を伸ばします。

頭頂部の「百会(ひゃくえ)」のツボも刺激でき、全身の気の流れ・血の巡りをよくします。

 

 

肩立ちのポーズ
仰向けから両足を上に上げ、床やお尻、腰を押してお尻を持ち上げます。

無理をせず、お尻を床についていても構いません。

 

 

できる範囲で高くお尻や脚が上がったら、キープして深呼吸を繰り返します。

昔から「アーサナの母」と言われている、若返りのポーズでもあります。

おわりに

逆さまになると血圧が上がって興奮するイメージがありますが、それは2分未満でコロコロ体勢を変えた場合や、初めてで緊張している時に過ぎません。
2分以上じっくりと続けると、むしろ落ち着きが深まり、頭がすっきりします。


持病がある方は医師に相談してから、焦らずコツコツと取り組んでみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com

 

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