残り野菜で育てる初心者向けキッチン菜園 -家庭菜園のプランターでトマト・シソ・レタス・オクラなどを育ててみよう-

執筆者: 大西 紘平 職業:アパレル接客・暮らしガイド
はじめに

家庭菜園は自宅に庭や大きなベランダが無いと楽しめないと考えたことはありませんか?

趣味で楽しんでいる方も多いですが、庭やベランダで楽しんでいる方がほとんどです。

しかしキッチン菜園なら、台所や小さいベランダでも家庭菜園を楽しむことができます。

自宅で育てた野菜なら品質も十分、栄養を摂れて食費を浮かすことも可能です。

 

 

キッチン菜園に向いている野菜

キッチン菜園は、台所の片隅で育てられる野菜がベストです。

育てられる野菜は主に根菜類です。根菜類は今まで捨てていた部分を活用することができます。

おすすめの野菜は大根・人参・ネギ・キャベツ・豆苗・カイワレ等が挙げられます。

どれも簡単で手間もかかりません。

 

大根・人参・キャベツ・ネギの栽培方法

用意する物は大きめの容器と水の2つだけです。容器はタッパーや洗面器で構いません。

野菜のサイズに応じて変更しましょう。

 

大根・人参系の育て方

大根や人参は葉の付いている上部分を3センチほど切ります。

容器に水を1.5センチ程張り、切った部分を付けるだけでOKです。

後は毎日2~3回水を変えればぐんぐん育っていきます。

 

キャベツの育て方

キャベツも同様、芯の部分を5~6センチ程くり抜き、水に付けます。

成長は遅いですが、農家も驚くほど甘いキャベツが出来上がります。

キャベツはお肉の下に敷いたり、何かを入れる野菜のお皿として活躍しますが、そのためにキャベツを買うのは勿体ない。そんな時にこのキッチン菜園キャベツが役立ちます。

葉っぱがどんどん出てくるので、ハサミで収穫を楽しんでくださいね。

 

ネギの育て方

ネギも根の部分から5センチ程度残し、水に浸けるだけです。

容器はコップなど背の高い物にしましょう。

1週間もすればすぐ収穫できるので、ネギをメインにした料理にも使えます。

これらすべて日陰で育てると、野菜が日焼けせずに済みます。

水も傷みにくくなるので、直射日光は避けるようにしましょう。

 

カイワレと豆苗の栽培方法

カイワレと豆苗は購入時に付いているスポンジをそのまま活用します。

タッパーなど幅が広く高さの低い容器がおすすめです。

スポンジの部分から1センチほどの高さで切れば、種が残っていると思います。

この部分をそのまま容器に入れ、1センチほど水を張り日陰で1週間ほど置きます。

すると、新しい芽がどんどん成長していきます。

成長した物からハサミで切り料理に活用して下さい。

 

 

プランターで家庭菜園を楽しむ

キッチン菜園に慣れたら、次は本格的な家庭菜園に挑戦してみましょう。

プランターを使えば広い庭も必要ありません。

土が必要ですが、ホームセンターで少量購入すれば十分家庭菜園を楽しめます。

長さ30センチほどのプランターなら場所も取りません。

家庭菜園で野菜を育てる場合は種か苗が必要です。

種や苗もホームセンターで購入できます。

どれも200円前後と安く、種の場合なら100円程度で買えることもあります。

 

 

夏に向いている野菜

家庭菜園の場合、育てる野菜を選ぶ必要があります。

栽培期間が短く、かつ初めてでも失敗しにくい野菜がおすすめです。

夏に向いている野菜はシソ・リーフレタス・ほうれん草・ミニトマト・オクラ・ラディッシュです。

 

この中ではラディッシュかミニトマトが育てすいので、最初はこの2つに挑戦してみて下さい。

ラディッシュ・ミニトマトは苗が売っています。苗を使えば3週間程度で収穫可能です。

シソとリーフレタス、ほうれん草は種から育てます。

手間がかからず、収穫までの期間も短いので手軽に始めることができます。

どれも栄養があり、付け合わせにも使える野菜です。

葉野菜はスーパーで買うと高いので、最も節約効果がある野菜でもあります。

 

さいごに

このように、キッチン菜園や家庭菜園は簡単な準備で始めることができます。

特に、キッチン菜園は冷蔵庫の残り野菜で始められる点が魅力です。

最初はキッチン菜園から挑戦してはいかがでしょうか。

軌道に乗ればある程度まで自給自足をすることができます。

無農薬で美味しい野菜をちょっぴりだけ使う…それは思った以上にお料理の彩りを良くし、毎日の食卓で楽しめます。

 

節約や健康に興味がある方は、菜園を趣味にしても良いかもしれませんね。

 
 コラムニスト情報
大西 紘平
性別:男性  |   現在地:香川県  |   職業:アパレル接客・暮らしガイド

コラムをご覧いただきありがとうございます。

服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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