ベランダやキッチンでお野菜を栽培したことはありますか？

 

育っていく様子がとても可愛らしくて気分も明るくなりますし、普段のお料理やお弁当に入れるちょっとしたアクセントに使うこともできますので、とても便利です。

 

そう、家庭菜園で使う葉っぱ系は、スーパーなどで買うとなかなか高価で、しかも使いきれるか分からないので不便です。

お料理に添えると一気にクオリティが上がりますので、ぜひ利用したいところ。

そこで家庭菜園が便利なのです。

今回は、キッチンや室内で育てる楽ちんお野菜を紹介します。

最近はホームセンターや通販などで、栽培キットが良く売られていますよね。

多種のレタスがミックスされたベビーリーフ。柔らかくて美味しいサラダとして大変人気がありますが、スーパーでパックになったものを買うといいお値段がします。

室温は15度以上25度以下。それ以上、以下ですと時間がかかります。
暑い時期はカビが生えたりコバエが発生したりすることもありますので、常に清潔に保つようにしてください。

 

• 栽培用の容器（缶や牛乳パックの下の部分でもOK）
• 培養土（100円ショップにあります）
• 霧吹きが出来るスプレー容器
• 種

 

1. 栽培用の容器に培養土を入れます。
2. スプレーや霧吹きで十分に水を滴らせたら、種を撒きます。
3. 重ならないように、摘んで上手に撒きましょう。
4. 上に薄く土を乗せて軽くトントンと抑えます。

 

芽が出るまで5日～7日ほどかかりますが、その間はスプレーなどで水を与えましょう。
芽が出てきたら、間引きをして重なり合う芽を減らします。その後は光合成が必要になるため、陽の当たる窓辺で育ててください。

芽が出てから2週間ほどで収穫が可能です。

中心の小さな葉を残しておけば、長い間楽しめますよ。

 

 

スプラウトもベビーリーフとほぼ同じように育てられます。

違うのは土を使わない事、日を当てないようにすることです。こちらのほうが条件は低いかもしれません。

夏場は水温が高くなり、水が腐りやすく、カビも発生しやすくなりますので気を付けましょう。

 

• コットン（容器の代わりです）
• 培養土（100円ショップにあります）
• 霧吹きが出来るスプレー容器
• 種

1. コットンをスプレーや霧吹きで十分に水を滴らせたら、種を撒きます。
2. 重ならないように、摘んで上手に撒きましょう。コットンはプラスチック容器などに入れてもOKです。
3. アルミホイルで軽く蓋をし、光を遮る。
4. 5～6センチの背丈になったら、日当たりの良い場所に置きます。

スプラウトの種は濡れたコットンの上で発芽させるのですが、発芽するまではアルミホイルなどで蓋をして、光が入らないようにするのです。もやしと同じですね。

5～6センチの背丈になるぐらいまで日を当てず、それ以上になったら日当たりの良い場所に置くのです。

水やりは1日1回、霧吹きでスプレーすれば十分です。

伸びてきたら鋏などで収穫してください。発芽していない種はカビが発生しますので、取り除くこと。

 

 

ミントは寒さにも強く、半日蔭でも育てられるため手がかからない優秀なハーブ。

できたら日当たりの良い場所に置きましょう。そのほうが強く育ち、害虫も付きにくくなります。

 

• 種
• 培養土
• 培養する容器
• 鉢底石

 

1. 容器の底に穴が開いている場合は新聞を敷いて、鉢底石を入れます。
2. その上に培養土を入れ、ミントの種を撒きます。
3. 霧吹きで水をかけます。

 

種まきは春です。種も含めて100円ショップで揃うので、かなりお得ですよ。
発芽したらできるだけ日当たりの良い場所におき、間引きをして水をしっかり与えましょう。初心者でも簡単に培養出来て、どんどん増えてきます。

 

 

紅茶に入れたり、デザートの飾りなどに使ったりなど、使い道はかなり広いです。

夏はサイダーに入れたり、アルコールと合わせてミントジュレップなど如何でしょう。

 

 

今回は購入した種を使ったお野菜やハーブのほんの一部を紹介しました。

スーパーで買ったパプリカの種をピンセットで取り、栽培したことがありますが、芽が出て育っていく様子が本当に愛らしかったです。
栄養が足りなかったのか緑の普通のピーマンの状態で止まってしまいましたが、それでもとても美味しくいただけました。

キッチン栽培は予想以上に癒しになりますので、ぜひやってみてくださいね。