悪い姿勢や眼精疲労が原因!ひどい肩こりを防ぐ正しい座り方と、トイレで出来る肩凝り解消ストレッチのやり方
通勤時間にはスマホを使用して、社内ではパソコンに向かう。
このような日常生活を過ごしていると、慢性的な肩こりに悩まされがちです。
長時間パソコンに向かう方は、正しい姿勢を身に着けることが肩こり緩和の第一歩です。
まずはパソコンを使用する上での正しい姿勢をご紹介します。
パソコンに向かう時は、モニターと同じ高さに視線を置き、腕が90度に曲げた状態でキーボードに触れるよう、椅子の高さを調節しましょう。
椅子の座り方は、背もたれから握り拳一つ分空け、背筋を伸ばし、膝の角度も90度に保ち維持します。
この姿勢は体に余計な負担をかけることなく、作業の効率が向上するとも言われています。
しかし、この姿勢を習慣付けようとしてもなかなか難しいと思います。
作業に没頭してしまうと、気が付くと猫背になっていたり、背もたれに体を預けてしまうと思われます。
そのため、肩こりで悩まされる人が多いのです。
そこで、肩こりを解消してくれるのがストレッチです。
ストレッチを継続して出来れば一番良いのですが、帰宅してから毎晩続けるのはとても大変です。
そのような方は、トイレでストレッチをしてみましょう。
仕事を効率よく進めるためにも、休憩は必要です。
皆が働いている中、デスクでストレッチするのは気が引けますし、サボっているように勘違いされてしまう可能性もあります。
その点、トイレであれば個室なので、誰にも見られないので安心です。
だいたい2時間に1回トイレに行くことを考えると、勤務時間内だけでも十分ストレッチの時間を設けることができます。
背のびをする時のように、耳の横に両腕をくっつけ、伸ばします。
そこから左右の腕を交互に体の引き寄せたり、肩甲骨に触れるように背中側に腕を動かします。
両肩を思いっきり耳の横まで引き上げ、そこから脱力をし、それを繰り返すのも効果的です。
首のコリが気になる方は、手を添えながら前後左右それぞれ30秒ほどずつ傾けてみましょう。
人間の頭の重さ(成人)は、体重比では約10パーセントあると言われています。
頭の重みを支えている首には特に負担がかかっていますので、念入りにストレッチしましょう。
首のコリが解消されると、肩こりや頭痛も軽減させることができます。
首のストレッチをする時にやってしまいがちなのが、首をぐるりと一周回してしまうことです。
整形外科の医師の話によると、この動作は首の骨に負担をかけてしまうそうです。
ついついぐるりと回してしまいがちですが、必ず前後左右にゆっくりと伸ばすようにして下さい。
肩こりは姿勢の悪さからくるものと、目の疲れからくるものの2種類に大きく分類されます。
目を酷使すると、目の筋肉も凝り、固まってしまいます。
目の疲労を軽減させることで、肩こりも解消できますので、目の筋肉のストレッチも行いましょう。
目を閉じて、上・下・右・左へと両目を動かします。
これだけで目のストレッチになります。
眉間を押すと痛みを感じたり、目が疲れを感じるようでしたら、目薬を差したりストレッチをしましょう。
スマホやパソコンのモニターは、LEDのバックライトであるブルーライトが、目に負担をかけています。ブルーライト対策用のメガネを使用することで、負担を軽減することが出来ます。
また、モニターの画面を明るくし過ぎないように調節してみましょう。
ただし、文字が読みづらいと感じるほどの暗さにしてしまうと返って目に負担をかけてしまうのでご注意下さい。
いかがでしたでしょうか。
肩こりの原因は、座るときの姿勢と目の疲労にあります。
姿勢を正すことが出来たらベストですが、難しい場合は、仕事の休憩中にトイレで目・肩のストレッチをしてみましょう。
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