プロが教えるピアノ独学派向けの自宅練習方法!初心者でも参加できる発表会(コンクール・コンペティション)情報も紹介

執筆者: 小川 瞳 職業:ピアニスト
はじめに

こんにちは、ピアニストの小川瞳です。

ピアノを学ぶ際、定期的にピアノ教室に通っているとしても、それは週に1度程でしょう。

それ以外に日は自分だけの力で練習をしていることと思います。

 

ピアノの練習というのは、家で個人的に行う時間の方がずっと長いものです。

そこで今回は、ピアノの自宅練習で気を付けるべき点を紹介しましょう。
独学の方にも活かせることなので、参考にしてみて下さい。

 

 

自分の演奏を録音し、聴く

ある程度、曲が完成したら、録音をすると良いでしょう。


弾くという行為は難しいので、弾くことに神経を使ってしまい、その音を聴くことが疎かになりがちです。
自分がどのような演奏をしているかは、とても注意深く聴いてみないと分かりません。
そこで、録音が役に立つのです。

弾いて、 すぐに聴いて、そこで気付いたことに注意をして、また弾く。

このように練習を繰り返すと、効率良く上達しますよ。

ピアノ演奏に慣れてきたら、弾きながら聴くという技術を磨いて下さい。
ピアノ教室に通っていても、先生に頼るばかりではなく自分の耳で判断して、どのようにしたら演奏を向上させられるか、常にそういった意識を持つことが重要だと思います。

また録音する時に、緊張感を持って演奏出来ることも非常に意義があります。
漠然と弾いているのと質の高い演奏を目指して弾くのとでは、かなり差が出てくるのです。

 

家族・友人・人前で演奏する

人前で演奏する機会をなるべく多く増やすことも上達への近道です。

 

やはり演奏する時に人に聴かせようという意識があると、細かなところまで神経が行届き、人の心に響く味わい深い演奏に近付けることでしょう。

本番の緊張感は底力をぐんと上げてくれる大切な要素です。
発表会などに参加出来る機会があれば、積極的に活動すると良いでしょう。

もし中々ステージに立つ機会がなかったり、勇気がない場合は、ご家族の方に聴いて貰うだけでも上達の効果は期待出来ます。
お友達などにも披露できると張り合いもありますし、練習の励みにもなりますよね。


モチベーションを上げるためにも、人に聴いて貰う機会を大切にして下さい。

ホールで演奏する

また、ホールで演奏することも大切です。
広くて響きの良い特別な環境のホールで演奏すると、音楽の捉え方が大きくなり、ピアノへの意識が変わっていくのを実感出来ると思います。

そこでアドバイスをもらえるような企画も全国各地にありますので、自分に合ったスタイルのステージを選んでみると良いでしょう。

私のお勧めは、ピティナ・ピアノステップです。
とても規模が大きい公益法人で、老若男女、初心者から音大生、演奏活動を行っている方まで、約14000人以上ものピアノ愛好者が幅広く参加します。

 

ピティナ・ピアノステップ
http://www.piano.or.jp/step/ 

 

コンクールに挑戦する

また、ピアノの勉強を重ねた後はコンクールに挑戦してみるのもお勧めです。

ピティナ・ピアノコンペティションのグランミューズ部門や、ショパン国際ピアノコンクールinASIAのアマチュア部門など、大きくて権威のあるコンクールにも愛好者を対象とした部門があります。

良い成績を収めることは中々難しいものですが、一つのステージ経験として活用してみると有意義なものとなるでしょう。

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ピアノを上達させるためには、自分の演奏を「聴くこと」と「聴いて貰うこと」が大切になります。

 

一人で練習をする際は、録音をしたり、自分自身で弾きながら聴けるようにしましょう。

そして家族や友人、ホールやコンクールに出向いて、色々な方に聴いてもらいましょう。

 
 コラムニスト情報
小川 瞳
性別:女性  |   職業:ピアニスト

ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/

小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8

 

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