秋に太るのは食べ過ぎのせいじゃない?実はカロリーが高い旬の食材まとめ (1/2)
みなさんは、秋の味覚と言ったら何を思い浮かべますか?
魚でしたら、さんま、かつお。
果物では、梨、柿、ぶどう。
芋類や野菜などでは、さつま芋、栗、松茸などのきのこ類があります。
これらの秋が旬の食材は、当てはまらないものも一部ありますが、他の季節の魚や果物、野菜に比べて炭水化物や脂質を多く含んでいる食品が多いような気がします。
今回は、秋の美味しい食材を食べることとダイエットの関係について、少しお話していきたいと思います。
炭水化物や脂質はそれぞれ1gあたり4kcal、9kcalあり、人間が体を動かすために必要なエネルギー源になります。
いまでは、ハウス栽培や品種改良、養殖、輸入などにより、旬に関係なく1年中手に入る食材が増えています。
今のようなものがない時代では、食材ごとに旬がはっきり決まっていました。
秋からだんだん冬になっていくと、紅葉も終わり、葉が落ちてしまいます。
山や畑の景色が緑から茶色になり、自然の中の食料がだんだん少なくなっていきます。
冬眠をする動物がいますが、これらの動物は、冬寒くて食料が乏しい時期を冬眠することで、体を省エネモードにし、命を永らえているのでしょう。
その冬眠の前には、栄養をたくさん蓄える必要があります。
秋を旬とする食材は、植物やその動物(魚)自体も冬を越すためや、産卵などのためにエネルギーを蓄えてる必要があります。
そのため、他の季節のものより栄養価が高いものが多いのかもしれません。
秋の味覚の代表といえば、さんまが思い浮かびますが、塩焼きなどにすると、コンロの下に脂が落ちのがわかります。
さんまはとてもカロリーが高い魚です。
みなさんは、1回にさんまをどのぐらい食べますか?
だいたいの方は1尾食べてしまうでしょう。
中には2尾食べるという話を聞くこともあります。
アジにもいろんな大きさがありますが、普通のサイズのアジとさんまを比較した場合、大きいさんまになると、アジ4尾分のカロリーに相当する場合があります。
そう、だいたい320kcalです。
成人男性で1日に肉や魚で摂って欲しいカロリーを、さんま1尾でほぼ満たしてしまいます。
かつおの旬はいつかご存知ですか?
今回のテーマが秋なので、秋が旬だというのは想像がつきますが、実は春にも旬があります。
春に猟獲されたかつおを「初かつお」、秋に猟獲されたかつおを「戻りがつお」と言います。
戻りがつおは産卵のために南下するかつおで、初がつおに比べて脂がのっているため、カロリーが高くなります。
お刺身5切れ分に相当するかつおは100gぐらいです。
100gで比較してみると、初がつおは114kcal、戻りがつおは165Kcalです。
かつおも他の季節より、秋のほうが脂肪を蓄えていることが分かります。
秋の果物にも甘みが強く、カロリーが高いものがあります。
まずは柿です。
果物は、だいたい1個が200gぐらいのものが多いのですが、その200gの果物はだいたい80kcalぐらいあります。
しかし、柿は200gで109kcalもあります。
また、干し柿になると小さくなるので2~3個食べてしまう方もいますが、1個で100~160kcalぐらいあるので食べる量には気をつけてください。
|
|
|
|