世界遺産の街、ベルギー・ブルージュの観光地まとめ

執筆者: Taka
はじめに

ベルギーの首都と言えば、ブリュッセルですが、ブリュッセル中央駅からICで約1時間行った場所にある「ブリュージュ」という街をご存知ですか。

 

街の中心部がユネスコ登録遺産となっているほどに美しく、中世の歴史を残した街です。

歴史が好きな人はもちろんですが、町全体がカラフルで可愛らしいので、写真を撮るのにも映える地域です。

 

ブリュージュの紹介

ブリュージュ(Brugge)とは「橋」の意味で、その名の通り街には50以上の橋が架かっており、まさに水の都とも言えます。

また、湖に囲まれていることから、「北方のヴェネツィア」とも呼ばれており、運河クルージングなども行われています。

 

他に、美術でも有名です。

初期フランドル派のハンス・メムリンクなどは、ブリュージュで活躍しました。

メムリンクやヤン・ファン・エイクの作品は、メムリンク美術館をはじめとする市内の美術館に収蔵されています。

 

愛の湖公園

愛の湖公園は駅から歩き旧市街に行く途中にあります。

ここでは、白鳥を見れるうえに、黒鳥を見ることもできます。

静かで、ゆっくり出来る雰囲気なので、天気の良い日は芝生でご飯を食べるのもいいかもしれません。

この愛の湖公園の近くには、ペギン会院があり、ユネスコの世界遺産に登録されています。

 

 

 

マルクト広場

ブリュージュの街の中心地であるマルクト広場は、カラフルな建物が並びます。

その建物のほとんどはレストランです。

 

そして、ひときわ高い建物は、1300年代に今の形となった鐘楼です。

昔、フランスやベルギーでは、鐘の数が多ければ多いほど、また、高さが高いほどに、その街は豊かだといわれていたため、現在でも鐘が多く残っています。

 

ここの鐘の塔に登るまでには、366段の階段を登らなくてはなりませんが、頂上からは、赤い屋根の家が立ち並ぶ景気を見ることができます。

ぜひ登ってみてください。

 

 

 

ボートに乗る

ブリュージュは「北方のヴェネツィア」と呼ばれているほどで、街には運河が流れており、運河をクルーズできます。

歩きとはまた違ったルートで、たくさん架かっている橋や、街並みを眺めてみるのはいかがでしょうか。

きっと一味違うブリュージュを味わうことができるでしょう。

 

なお、メムリンク美術館の横から出発するボートは、日本語の案内を流してくれるので、おすすめです。

 

 

馬車に乗る

7・8月のバカンスの時期限定で、馬車に乗ることができます。

マルクト広場から出発し、べギン会院で馬車を降りて見学し、マルクト広場に再び戻ってて約30分です。

降りるときには、少しチップを渡しましょう。

馬の軽快な足音が中世ヨーロッパの雰囲気を感じさせてくれますよ。

 

 

ベルギーのチョコレート

ベルギーといえば「チョコレート」ですが、ブリュージュは「チョコレートの街」と言われるくらい、チョコレート屋さんがたくさんあります。

 

街には、chocostoryというチョコレートの博物館もあり、歴史やチョコレートの製造過程を見ることができるので、チョコレート好きの方は必見です!

「チョコレート店が多すぎてどこで買えばいいかわからない」という方のために、おすすめチョコレート屋さんをご紹介します。

 

チョコレートライン

チョコレートライン」は、大人気のお店です!デザインが斬新なものが多く、見ていて面白いです。わさび入りのチョコレートなんかもあります。また、お土産品として、他のお店にはない、チョコレートのリップクリームやボディークリームなどもあります!

 

BbyB.

ミシュランの星つきレストランのシェフが始めたチョコレート店「BbyB」は、シェフならではの繊細で美しいチョコレートが食べられます。

 

 

スクールブック

家族経営のお店の「スクールブック」は、ミルク系の甘いチョコレートが好きな方におすすめです!

 

 

 

食べ比べしなきゃ!ベルギーのワッフルは2種類

また、チョコレートと並ぶほど有名なのがワッフルです。

ベルギーワッフルには、二種類あるということをご存知ですか?

 

一つは「リエージュワッフル」で、もう一つが「ブリュッセルワッフル」。

 

リエージュワッフルは…

リエージュワッフルは、丸いタイプでしっかりとした生地。

シュガーが入っていて、そのままで十分食べることができます。

 

ブリュッセルワッフルは…

一方、ブリュッセルワッフルは、大きめで長方形のサクサクでふわふわした食感です。

生地に砂糖などが入っていないので、上にシロップや生クリーム、アイスクリームなどを乗せて食べると美味しく食べられます。

 

ベルギーでは、どちらのワッフルも沢山お店があるので、ぜひ二種類を食べ比べてみてくださいね。

ちなみに写真は、リエージュ風です。

 

 

 

聖ヤンハイス風車

風車が有名なオランダへ行かなくても、ここで風車見学ができます。

街からは少し歩くのですが、Kruisvestという道に出ると、道沿いに4基の風車が見られます。

一日見学時間があれば、ここまで足をのばしてみればいかがでしょうか。

 

 

聖ヤンハイス風車:有料ですが、中の見学が可能です。

 

最後に

ブリュージュは、中世のヨーロッパの情緒が残る街です。

小さい街ではありますが、一日中見学できます。

チョコレートやワッフルなど、ベルギーグルメもしっかり楽しんでくださいね。