ふんわり可愛いテーブルフォトの撮り方!お花やスイーツ、雑貨などを綺麗に撮影するコツ
はじめまして、写真家のyuukaです。
今回から「ふんわり*かわいいテーブルフォトの撮り方」というテーマに沿いましてお話を進めて参りたいと思います。
お花やスイーツ、雑貨などを少しの工夫で可愛く&ふんわりとお洒落に。
ぜひとも皆様に、気軽にテーブルフォトを楽しんでいただける様な、そんなお手伝いが出来たら良いなと思っております。
第一回目・第二回目は、テーブルフォトを撮影する際に使用する大切なアイテムや、カメラの設定方法等について順にお話していきたいと思います。
では、テーブルフォトを撮影する際に使用するアイテムたちのご紹介をしていきましょう。
上記写真の左側から順に、「デジタル一眼レフカメラ」「単焦点レンズ」「ホワイトボード」「トレーシングペーパー」の4つです。
まず一つ目の主役である「カメラ」です。
今回使用するカメラは、いわゆる初心者~中級者向けのカメラに多く使用されている「APS-Cサイズの撮像素子」を搭載した、デジタル一眼レフカメラになります。
因みに「撮像素子」とは何かといいますと、いわゆるフイルムカメラでいう、フィルムの部分の役割をする所の事で、レンズを通して入ってきた光を捉えて、電気信号に変換する電子部品のことです。
撮像素子には、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズなど、色々と大きさの違うものがあります。
ご自身が今お持ちのカメラの撮像素子のサイズも、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
そして二つ目の大切なアイテムは「単焦点レンズ」です。
レンズは勿論、ズームレンズでもいいのですが、ぜひとも単焦点レンズの使用をお勧めします。
単焦点レンズは基本的に「F値」(後に説明します)が小さいものが多いので、ふんわりとやさしいボケ感を表現出来るのです。
ですので、出来るだけ「F値」が小さいレンズをチョイスしてください。
そしてレンズの焦点距離ですが、APS-Cサイズのカメラを使用してテーブルフォトを撮影する際は、「30~50mm」位の物が撮影しやすいかと思います。
そして三つめの大切なアイテムは「ホワイトボード」です。
ホワイトボードはいわゆる「レフ板」です。
撮影したいものにどんな風に光を当てるとより明るく、美しく見えるのか。
その光をコントロールする為の大切なアイテムになります。
ホワイトボードでなくても、発砲スチロール等でも代用することが出来ますし、段ボールの様な厚紙に白の画用紙を張り付けたりしたものでもOKです。
そして最後の大切なアイテムは「トレーシングペーパー」です。
トレーシングペーパーを窓ガラス越しに吊るしておくことによって、窓から入ってくる光を柔らかくしてくれる効果があります。
トレーシングペーパーの代わりに、白地の薄手のカーテン等を使用されてもOKです。
私がテーブルフォトを撮影する際は、「自然光」のみを使用し、基本的にはストロボ(フラッシュ)などの人工的な光は使用しません。
そのため、撮影する時間帯や天気、季節によって光の加減が変わりますので、光を上手く読むことが大切です。
たまに、「晴天時のお昼間の様な、太陽の光がたくさんあたる状況の方が上手く写真が撮れるのでは?」と言われる事があるのですが、一概にそうとは言えないのです。
確かに光がたくさん入る事は重要ではあるのですが、光が強すぎると光をコントロールするのが難しく、ふんわりと優しいイメージの写真を撮るのが困難になります。
ですので、カンカン照りの晴天のお昼間よりは、逆に「少し薄曇りのお昼間」の方が、光が優しく、コントロールしやすいのです。
出来るだけ自然な優しい光がたくさん入りこむ場所に、レフ板・トレーシングペーパーを設置して、まずは「マイ・テーブルフォトスペース」を作ってみてくださいね。
次回は「カメラの設定について」のお話です。
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