お酒のおつまみメニューに!なめたけ卵焼きの簡単アレンジレシピ

執筆者: ちびこ 職業:調理師
はじめに

夜長、美味しいお酒と共にお家でおつまみを作る楽しみ。

家飲みが一層美味しく、そして味わい深い時間となること間違いなしですが、おつまみをうまく作れないとお嘆きの方も多いのではないでしょうか。

 

おつまみにお勧めなメニューが卵焼きです。

今回は、とっても簡単に作れる卵焼きのレシピを紹介します。
材料も少なく、全て日持ちするものなので揃えやすく、味付けの調味料も必要ありません。


 

おつまみに卵焼きがいいとされる理由

お酒に含まれるアルコールを分解するのに働くのが肝臓です。

その為、どうしても肝臓に負担がかかってしまいます。

アルコールの分解を助ける食材を使ったおつまみを選ぶことで、肝臓の働きを助けることに繋がります。

アルコールを分解する酵素は、たんぱく質で作られています。
良質なたんぱく質が豊富な卵は、おつまみにとてもお勧めです。
卵焼きにすると、無理なく美味しく、一度にたんぱく質が取りやすいのです。

調味料を使わない簡単さ

調理をする中で、一番迷うのは〔加減〕だと思います。

小さな〔加減〕が積み重なり、料理の出来上がりの美味しさを左右します。

中でも難しいのが、味の加減。
そんな時に助けになるのが、既存品を調味料として使うという方法です。
味のベースはしっかり出来ているので、色々な調味料を足さなくても味付けがしっかり決まります。

今回は、なめたけを調味料として使い、同時に卵焼きの具としての役割も担います。

なめたけ入り桜エビと青のりの卵焼き
材料(1~2人分)
  • 卵        2個
  • なめたけ     40g
  • 桜エビ(乾燥)   5g
  • 青のり      適量
  • ごま油      大さじ1/2

 

作り方
  1. ボウルに卵を割り入れ、なめたけ、桜エビ、青のりを入れ混ぜる。
  2. 熱した卵焼き器に、ごま油を入れ、火にかけ、1の卵液を1/3程流し入れる。半熟程度に火が通ったら、向こう側から手前に、卵を三つ折りから四つ折りにする。
  3. 更に卵焼き器に薄くごま油をぬり、卵を向こう側に寄せる。手前にも薄くごま油をぬり、2と同じ作業を、残り2/3の卵液で2回繰り返す。
  4. 卵焼きが出来たら、食べやすい大きさに切り分けて、盛り付ける。

 

 


 

おわりに

いかがでしたでしょうか。


いつもお馴染みの卵焼きも、ちょっと材料を変えたり加えたりするだけで、バリエーションが広がります。
おつまみはもちろん、普段のおかずやお弁当にも、ぜひトライしてみてくださいね。 

 
 コラムニスト情報
ちびこ
性別:女性  |   職業:調理師

調理師の資格を活かしながら仕事をし、
料理やお菓子のレシピを作りながらブログを書いています。
http://ameblo.jp/okameichi/

夫と2匹の愛猫と一緒に、日々楽しく暮らしています。