ダージリンティの美味しい入れ方と、アレンジティーの飲み方 (2/2)
ストレートティで香りを楽しむのが一番ではありますが、それでもアレンジティを紹介します。
ダージリンティのホットティをティーカップに入れ、オレンジスライスを浮かべます。
シャリマとは、インドカシミール地方の花園の名前です。
カップに浮かんだオレンジが、大輪の花びらの様に見えるところから名付けられました。
オレンジはレモンと違って、そのまま入れておいても渋くなりませんのでOKです。
上述の「シャリマティ」のオレンジスライスに、スパイスのクローブを刺します。
ですからやり方は上と同じ。
オレンジとクローブの相性が良いので、このメニューも美味しく楽しめます。
マスカット(生、缶詰でも可)を4個用意し、皮を剥きます。
予め温めておいたポットに茶葉(1杯分)と、熱湯150ml(1杯分)と皮を剥いたマスカット2個を軽くスプーンで潰して、一緒に入れ抽出します。
ティーカップに残り2個のマスカットとロゼワイン(15cc目安)を入れ、抽出した紅茶を注げば出来上がり。
ヒマラヤ登山ガイドの「シェルパ」が、山道の野ぶどうを摘んで紅茶に入れたことから、名付けられました。
ダージリンティは、ストレートティが一番ですが、「渋い」と感じたら、ミルクティにすれば美味しくいただけます。
元々ウッディな風味もあるダージリンティですから、他の紅茶とは違う独特の風味のミルクティとなります。
ダージリンティはフルーツと相性が良いです。
マスカットやオレンジ、メロンなどと一緒に。
しっかりと抽出し、「渋み」のあるダージリンティでしたら、クリームも楽しめます。
こってりとしたチーズ、くせのあるチーズは合いませんが、上品な香りのレアチーズケーキ、スフレチーズケーキなら美味しくいただけます。
ダージリンティは、中国種の茶葉で製造されているものが多いです。
中国種は、日本茶緑茶の茶葉として一般的です。
ですからダージリンティは、少し薄めに抽出したら和菓子とも合います。
煎餅(せんべい)も合いますし、「渋み」を感じる場合は、甘い和菓子が宜しいです。
ダージリンティは、香り高い紅茶で有名です。
香りに敏感な日本人が好む紅茶。
但し、生産地が限られていますので、その生産量も少なく、極上品は高い値段で取引されます。
また生産量の何倍もの茶葉が、その人気ゆえ「ダージリンティ」の名前で出回っています。
とても高額なダージリンティを購入してその香りを楽しむのも良いですが、リーズナブルな価格の紅茶でも色々と楽しむことが出来ます。
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長年大手紅茶会社勤務。紅茶専門店勤務(大阪・名古屋)経験有。
2012年から独立し、大手紅茶会社時代の仲間が立ち上げた紅茶ブランドRegent Garden Tea と Royal Walton Tea で紅茶教室・ティーサービス実施。またそのブランド紅茶を委託販売。
活動地区は東海(愛知県、岐阜県、三重県)と北陸(石川県、福井県、富山県)
ブログ名【紅茶雑館】http://morikawa201205.blog.fc2.com/
*ブログは毎日UPしています。
ホームページ【紅茶館M's tearoom】http://morikawa201208.jimdo.com/
*紅茶活動全体が判ります。
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