字が汚い人へ!綺麗な文字の書き方とコツ(図解付き) (1/2)

執筆者: 筆耕房☆きっこ
はじめに

自分の書く字はお好きでしょうか。


仕事ができる人なのに、書く字を見て、残念に思うことがよくあります。

「名は体をあらわす」「目は口ほどに物を言う」と言う言葉がありますが、「字も体をあらわす」「字も口ほどに物を言う」かもしれません。

 

形が多少悪くても、丁寧に書いた字は、何も考えずに書いた字とは確実に違います。
少しの意識で字は変わるのです。

 

試しに、今日から5つのことを意識して書いてみましょう。

 

縦画を、とにかく真っ直ぐに書く

 

筆の場合は、斜めに置いてから筆を立てて、行く方向に筆を向け、真っ直ぐ下に引き下ろします。

ペンの場合も筆と同様に、斜めに入ってから一瞬止まりましょう。

そして、真っ直ぐ下に引き下ろすことに意識を集中し、下へ引くと曲がりません。

 

右上がりを抑える


自分が書いた字の始筆した位置、払いの場合は、払い終わりがどの位置になっているか確認しましょう。

それをチラっと見ながら書いていくと、どの位置で終筆すると良いのかが分かります。

右に上がり過ぎないように、ご注意下さい。

 

左右対称に書く


中心から左側へどのくらいの幅を取り、どのくらいの角度で書いているか、を常に確認します。

左側を意識しながら右側を書いていくと、左右のバランスが同じになり、左右対称に書けるようになります。

 

空きを等間隔に書く

 

どのくらいの空きをとっているか、直前に書いた字の空きを見ながら書きましょう。

そうすることで、どのくらい空ければ等間隔になるかが分かります。

 
 コラムニスト情報
筆耕房☆きっこ
性別:女性  |  

楷書を書くことが大好きで、筆をつかった仕事をしようと決めてました。
筆耕は筆文字で報酬を得る仕事で、賞状や式次第、のし袋や招待状の宛名書き、席札などいろいろな仕事が入ってきます。
自宅でできるので興味がある方、楷書を上手に書きたい方に向けて、少しでもお役に立てたらと思い、記事を書いていきたいと思ってます。