書き方をマスターしたい「ひらがな10選」!図解で学ぶ、文字を綺麗に書くコツ
はじめに
美容ジャーナリストの齋藤薫さんは、著書「美容の天才365日」の中でこう言ってます。
- 『美しい字』は、それを書いた人まで、声も心も姿形も美しい人に違いないと思わせてしまう。
- 編集部に何百枚も届いたはがきを読んでいるうちに、字の表情と、書いてある内容の印象がことごとく符号していることを発見した。
キッとしたきつい字は、記事を批判する内容だったり、優しいまろやかな字は「いつも楽しく拝読しています」というようなホッとする内容であったりすることが多いそうです。
字は、読む側に声・姿・心までイメージさせてしまう
字はもう一つの声であり、字の印象はその声の音色そのものなのだと書いています。
字は、読む側に声、姿、心までイメー ジさせてしまうのですから、影響力が大きいですね。
読みやすいように心がけることが美文字への第一歩
また、青山浩之先生は、著書「今すぐ美文字が書ける本」で、こう書いています。
- 美文字とは、手本通りに上手に書いた字ではなく、人にやさしい字、読んだ相手が読みやすい字だ。
- 読みやすいと、相手に読みにくいというストレスを与えないので内容も伝わりやすい。だから、相手を思って、読みやすいように心がけることが美文字への第一歩だ。
確かに急いで書いた字は、画が続いてしまったり、字が踊ってしまったり、書いた自分も分かりにくいですね。
今回は、ひらがなを美しく書く、上達のポイントです。
この反りをマスター!
登場回数が多いので覚えてしまいましょう。
「み」、「ろ」、「ち」、「ひ」、「を」にも反りがあります。
直線的に書かずに、まろやかさを出して
「ほ」、「け」、「あ」にもこの縦画があります。
来た道を少しだけ戻るように
中心で終わるように
「ち」、「つ」、「ゆ」も中心で終わります。
おしりを振るように結んでみましょう
「ほ」もこの形があります。
中心でターンするように
中心線上で結ぶように
空きマークがあることを意識して
「は」、「ほ」、「わ」にもこの空きがあります。
フォルムを覚えてしまいましょう
着地ラインを合わせて
おわりに
この10個をしっかり意識して書いたら、字が変わってきます。
美しい字で想いを伝えてみましょう。
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コラムニスト情報
性別:女性 |
楷書を書くことが大好きで、筆をつかった仕事をしようと決めてました。
筆耕は筆文字で報酬を得る仕事で、賞状や式次第、のし袋や招待状の宛名書き、席札などいろいろな仕事が入ってきます。
自宅でできるので興味がある方、楷書を上手に書きたい方に向けて、少しでもお役に立てたらと思い、記事を書いていきたいと思ってます。
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