こんにちは、節約アドバイザーの小松美和です。

節約とケチは違います。

生活の中で、決まった収入の中で出費を減らし、電気の付けっ放しなど、無駄な費用を削減することが節約。
電気も付けずにろうそくで過ごしたり、お風呂の水を何日も替えないといったような、普段では考えられないような生活がケチです。

節約とは「無駄を省く」こと。

誰も居ないのに電気を付けっ放しにするのではなく、こまめに電気を消す。

これだけでも十分、節約になります。

まずは、できることから無理なく節約生活を始めてみませんか？

家庭における電気の消費量で、1番大きいのは冷蔵庫です。

今は、省エネの冷蔵庫なども販売されており、電気代もグッと抑えることができます。
買い替える時は、省エネの冷蔵庫を選びましょう。

冷蔵庫の中の設定温度を適切にし、ドアの開閉回数を減らすなど、少しずつ無駄を省くだけで毎月の電気代も変わってきます。

• 物を詰め込みすぎない：年間960円の節約
• 無駄な開閉をしない：年間360円の節約
• 設定温度は適切に：年間1,360円の節約
• 壁から15センチほど離す：年間990円の節約

楽しみながら節約する方法として「3秒ルール」を作り、家族と楽しんでみてはいかがでしょう。

冷蔵庫を開けて「1、2、3」の3秒で冷蔵庫を閉めると言うルールです。
冷蔵庫の横に貯金箱を置き、3秒以上なったら10円貯金するのも良いかもしれません。
節約しながら、貯金もできたら一石二鳥ですね。

次に、家庭における電気消費量2番目の、大きい照明器具です。

白熱電球からLEDへ切り替えるこで、年間約2,400円の電気代の節約になります。
また、白熱電球の寿命が約1,000時間なのに対し、LEDは約40,000～50,000時間もあります。

また、従来の蛍光灯は紫外線を多く出すため、夜に虫の大群が集まってきますが、LEDの光は電子の流れを活用するため紫外線を出さず、虫をほとんど寄せ付けません。

絵画等の色褪せもなく、熱が少ないので冷房の効きも良くなると言うメリットもあります。

まずは、誰も居ない時は電気をこまめに消す行動を習慣付け、日々積み重ねましょう。

3番目に、家庭における電気の消費量が大きいのがテレビです。

テレビは、画面が大きくなる程、消費電力も大きくなります。

25型は14型に比べ1.5倍以上消費するので、部屋のサイズにあったテレビを選びましょう。
また、明るさや音量によっても消費電量が変わってきます。
明るさを調節して少し暗めにし、音量を小さくするとさらに節約できますよ。

家庭で消費する電力のうち、約6％が待機電力なのをご存知でしょうか。

例えば、毎月の電気代が1万円ならば、その内の600円が実際には使用していない待機電力の料金になります。
年間で約7,200円も節約になりますので、使用していない電化製品のコンセントは抜くようにしましょう。

節約とは、普段の生活の無駄に気付くことです。

無駄な生活を見直し、できる事から良いので、目標を決めて始めてみて下さい。

できる事から少しずつ生活を変えていくことが、節約生活を維持させるコツです。