手紙の書き出し例文!オリジナリティ溢れる時候の挨拶の作り方
こんにちは。書道講師のきみこです。
今回も、字に自信がない人でも書いてみたくなる「ちょっとしたコツで日常の字がきれいになるポイント」をご紹介します。
今回のテーマは「自分らしい手紙が書ける、季節の言葉のつくりかた」です。
文房具屋さんに行くと、色とりどりの便箋・封筒、そしてメッセージカードが並んでいます。
「このレターセットであの人に手紙を書いたら喜びそう」と、あれこれ想像するのは楽しいですよね。
季節にぴったりのレターセットが用意できたら、自分だけの「季節の言葉」で手紙を書いてみませんか?リラックスして、感じたままに綴ってみましょう。
手紙を書くときに、仲の良い友達に「前略~敬具」と書くのは堅苦しいですよね。
自分の言葉で季節を綴ってみましょう。方法は簡単です。
例えば、寒い季節だとします。何を感じますか?
- 今年は例年に比べて寒い
- 最近、こたつを出した
- 鍋が美味しい
このように、日常のことでOKです。
それでは、上記の言葉を相手に報告するような文章にしてみましょう。
- 今年は例年に比べて寒くなるのが早いそうですね。お変わりないですか
- 我が家もこたつを出し、いよいよ冬本番を実感しています
- お鍋が美味しい季節となりましたね。最近はキムチ鍋に凝っています
これで、出来上がりです。
手紙の始めの書き出しに、自分で作った言葉を書いてみましょう。
オリジナリティがあふれる文章に、手紙を受け取った人もきっと笑顔になりますよ。
「一筆申し上げます」は女性らしい表現として使えます。
女性の場合、改まった手紙を書くときに「拝啓~敬具」ではなく、「一筆申し上げます~かしこ」を使うと、非常に女性らしく表現できます。目上の方にもOKです。
また、目上の方へ手紙を書くときにレターセットは白を選ぶのが基本ですが、ほんのり淡いピンクやイエロー、ラベンダーなど、色づいた和紙の便箋も喜ばれると思います。
自分の言葉を作ることは難しくありません。
定型文よりも、オリジナリティがあったほうが、手紙を受け取った人から喜ばれます。
自分の感じた気持ちを、そのまま文章にしてみましょう。
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