海外エアメール(手紙)の出し方は?封筒の宛名や住所の書き方(アメリカ編)
こんにちは、英語講師の植田朋子です。
私の英語教室では、「固有名詞」の学習として、手紙の宛名を書くというアクティビティを生徒にしてもらっています。
授業で行うときは、相手方の宛名を書くだけなのですが、今回は少し詳しく、手紙の宛名の書き方について紹介していきたいと思います。
海外に手紙を書くとき、どのように宛名書きをすれば良いのでしょうか。
お勧めは、送る国の郵便サービス機関のサイトをチェックすることです。
宛名書きはAddressingという英語になるので、その国の郵便サービス機関のサイトで検索してみると良いと思います。
例えばアメリカの場合は、次のページになります。
https://www.usps.com/send/addressing-tips.htm
今回の記事もこのページに載っている情報を参考に記載させていただきました。
では実際に、封筒に宛名書きをしていきましょう。
まずは、封筒のどの位置にどのような情報を記載すれば良いのでしょうか。
記載する情報は大きく分けてふたつ。
送り先住所と差出人住所です。
送り先の住所はDelivery Addressといい、差出人住所は、封筒を戻してもらう住所になるのでReturn Addressといいます。
封筒の左上に差出人の住所(Return Address)を書き、封筒の真ん中に送り先の住所(Delivery Address)を書きます。
日本でしたら、差出人住所を封筒の裏に書くことも多いですが、同じ表面に書くことになります。
USPS.comに記載されている注意書きを見てみましょう。
Print the delivery and return addresses on the same side of your envelope or card, parallel to the longest edge.
- 送り先と戻り先の住所を、封筒の同じ面に記載して下さい。
- また、封筒やカードの長い方と平行になるように記載して下さい。
わざわざ注意書きがあるということは、日本のように、裏面に差出人住所を書く人もいるのでしょうね。
次に、宛名の住所はどのような順番で記載すれば良いのでしょうか。
先に記載例を見てみましょう。
- MR TARO SATO
- 2045 MIDOSUJI ROAD
- MINAMIKU OSAKA 012-3456
- JAPAN
1行目は、送る相手の名前。
2行目から4行目が住所です。
住所は一番近いところから記載し、2行目はストリート名や私書箱番号などの、一番狭い範囲の情報。
市や郵便番号は3行目になります。
アメリカの国内郵便だと、このように名前1行、住所2行の合計3行に収めることになります。
国際メールだと4行目に国名を書きます。
特徴的なのは、全て大文字(Capital letters / Uppercase letters)で記載されていること。
これは、OCR(機械読み)のためだそうです。
最後に差出人住所(Return Address)をどのように書けば良いのでしょうか。
これについては、送り先住所と同じです。
名前、住所、郵便番号、国名の順番に、送り先と同じ面の左上に記載します。
それでは、今回のまとめです。
- 国際郵便を送る時は、その国の郵便サービス機関のホームページをチェックする。
- アメリカの場合、封筒の左上に差出人住所、封筒の真ん中に送り先の住所を記載する。
- 宛名は、名前を一番に書き、近い方の住所から記載する。
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