サイクリングを楽しむ前に!自転車用ヘルメットの正しい被り方

執筆者: 中川優子 職業:自転車店スタッフ
はじめに

ロードバイクを趣味として楽しむ女性を応援するため、サイクリストの日常や走りに出掛ける際のアドバイスなどをご紹介致します。


今回は頭部を守るヘルメットの被り方についてです。

免許取得、更新が必要ないぶん…

幼い頃から乗り慣れている自転車は手軽な乗り物と思われますが、事故にあって頭部に損傷を受けると、死に至ることにも繋がります。

自身のためにも、家族や大切な人、そして加害者・被害者の立場にも、安全第一でヘルメットの着用をお願い致します。

 


正しい被り方を理解した上で、女性らしい可愛いを作っていきましょう。

 

髪はひとつに束ねましょう

ロングの女性は襟元でひとつに束ねる、ショートの女性は耳にかけてスッキリした印象にします。

四方からくる風に髪がなびいて、走行時の邪魔にならないよう心掛けましょう。

束ねるものはゴム製がお勧め

硬いプラスチック、金属のものはなるべく避けたほうが良いです。

飾りは布製やビーズ製なども可愛いです。


普段の私服では少し恥ずかしくなりそうな、大きめのリボン付きゴムもお勧め致します。
後姿で女性らしさを演出できます。

 

前髪は目にかからないように

サイクリングキャップはツバの形によっては視野が狭くなります。

夏場は汗止め、冬場は寒さ対策としては有効ですが、ツバを日焼け対策として頼り過ぎるのは禁物です。

 

少しでも視野が狭く感じたり、ヘルメットが正しく被れていないようなら、ツバ付きキャップは上方向に向けるか、後ろに回し首の日焼け対策にしてみても良いでしょう。

正しい角度、左右均等に被りましょう


では実際にヘルメットを被ってみます。
まずは鏡を見て、先端が眉毛のすぐ上に来るようにしましょう。

 

 

あごヒモはあそびが必要です

あごヒモとあごの間に指を一本入れたくらいが、ちょうど良いあそびです。

 

 

耳元もしっかりチェックしましょう

V字部分のねじれ、アジャストロックも適正な位置に合わせます。

 

 

さいごに

ヘルメットを正しく被り、その上で女性らしさを楽しむこと。


走りに出られる際は、ご家族にみて貰うのも良いと思います。
乗り慣れている方も、この機会に是非、ヘルメットの正しい被り方を再確認してみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
中川優子
性別:女性  |   職業:自転車店スタッフ

西宮市武庫川畔で自転車店をしております。
オープンしたのは2003年( http://jitenshakobo.jimdo.com/)
当初は軽快車中心の品揃えでした。
しかし、店長(皆から愛称はマスター)が一時期は
競輪選手を目指し自転車競技に打ち込んで いたこともあり、
思い切ってロードバイクの販売を2008年より開始しました。

それと同時にショップ主催のクラブチームを立ち上げました。
チーム名は「pousse pousse」プスプス(フランス語で人力、乳母車という意味)

ちょうどこの頃、わたし(皆からの愛称はユウ)がロードバイクに乗り始めたこともあり
クラブ運営に参加。店長をサポートしてきました。

活動は毎週日曜日の朝練習と、月1のツーリングがメインです。
朝練習は不定期でチーム員が中心となりメンバーを集い開催されます

ツーリングは小豆島・淡路島・丹後半島などへ遠出することが多いです。
また、レースやイベントも年3回は参加します。
女性のみの女子会企画も不定期ですが開催しております。
クラブ員の数は現在44名(2014/9月)

店長は自転車競技の経験を活かして、クラブ員に走行のアドバイスを送ります。

わたしが担当している活動ブログはクラブ員から好評で
毎回更新を楽しみにしてくれています。
(http://ameblo.jp/fondriest-yu/)


とにかく、がむしゃらに走り続けています。
自転車の面白さを伝えていきたいです。1人でもサイクリストを増やせるよう頑張ります